11月もいよいよ終わりが見え、12月の「大掃除」について考え始めているという方もいらっしゃるのでは? とはいえ、年齢を重ねていくと、だんだんと疲れやすくなり、大掃除もおっくうになりますよね…。自身もアラフィフ世代で整理収納アドバイザーの小林志保さんによると、疲れない大掃除をするために大切なことは、その前の「準備」なんだそう。そこで今回は、無理しない「水回り」の片づけについて教えてもらいました!

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1日15分から30分程度、1か月間進めていく

もうすぐ12月。できれば自分が毎日過ごしている場所の汚れを取り、気持ちのいい年末年始を迎えたいと考えてらっしゃる方も多いのではないでしょうか? しかし12月下旬になると、クリスマスや年末年始の準備で掃除どころではなくなるのも事実。

だからこそ、気持ち的にも体力的にも消耗しない大掃除に向けての準備が大切です。それを実現するためには、年末大掃除の予定は早めに計画をたてて、片づけを中心におうちの中を整えていく必要があります。

ざっくり計画
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そこで、私が取り入れている方法が、ざっくりとした「片づけ&お掃除計画」を立てること。

計画を立てるうえで、気をつけるのは、「日々の暮らしに影響が少ないように、1日15分から30分程度ですむ箇所を1日1回程度片づけるように計画を立てる」こと。掃除のことはあと回しで、基本的にはものの整理を中心に計画していきます。

◆ものの整理の仕方についてはこちらの記事をチェック◆

50代からの疲れない「大掃除」。無理しない“ざっくり”計画を立てて疲労を回避

●年末年始を気持ちよく暮らすための3つの水回り

年を越すためにキレイにしておきたい場所は、洗面所・お風呂・キッチンの水回り。普段の掃除では手つかずの箇所もしっかりキレイにしたいと思います。

ついつい「大掃除!」というと、家の中のすべての場所をやりたくなる気持ちになりますが、この期間にできる場所とできない場所を見極めることも必要です。わが家の場合、水回り以外の場所は、普段の暮らしの中に組み込んで、片づけも掃除も行うようにしています。

●洗面所とお風呂は「同時進行」で簡単な掃除も終了

洗面所とお風呂場は連なって設計されているので、こちらの場所は同時進行で行います。

掃除

洗面所に手をかける前に、普段はあまり触っていないものをお風呂の浴槽につけ置き洗い。浴室の床をつけ置き洗いする方は同時に進行してもいいですね。

浴室でつけ置きしている間に、洗面所のいらないタオルや使っていないストックを処分したり、使えないドライヤーなどをチェックして整理していきます。

塩素系漂白剤など「混ぜるな危険」の表示がある場合は、酸性のものと混ざると有毒ガスが発生します。混ぜるのはもちろん、酸性洗剤の直後に使うのも避けてください。また、特集内で紹介している洗剤のなかには、建材や設備機器、家具によっては使用できないものが含まれている場合があります。建材や設備機器の取り扱い説明書、また洗剤の注意書きを確認してから使用してください。各種洗剤を使用する際はゴム手袋を、目より高い位置で塩素系漂白剤を使用する際はゴーグルを着用してください。