●お尻を向けられたら、喜んでOK!その理由は…

猫
※画像はイメージです。(画像素材:PIXTA)
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猫が寝るときの位置については諸説ありますが、その多くには、飼い主さんの顔から近ければ信頼度が高く、遠ければ低いと書かれています。

たとえば、猫が足もとで寝ているとき。彼らには、ほどよい距離感を保ちながら、人の側にいたい気持ちがあるようです。それが、おなかの上や体の横と顔に近づくほど、猫からの信頼度は高まるそうで、枕元で寝るのは飼い主さんに絶大な信頼を寄せている証だと言われています。

さらにそのとき、猫のお尻がこちらに向いているようであれば、それは信頼に加えて安心している気持ちの現れなのだとか。猫にとって、背後をとられるのはとても危険なこと。後ろから敵に襲われる恐れがあるという野性の本能から、飼い猫であっても警戒している相手に背中を見せることはしないのです。

また、猫には庇護欲があり、背を向け自分が先頭に立つことで、飼い主さんを守っているなんていう涙ぐましい説もあります。

ちなみにわが家の場合、夏は筆者の顔にお尻を向けるどころか、グイグイ押しつけ、冬は脇の下で寝ています。

季節によって信頼度が変わるのか、はたまたただの室温によるところなのかは猫にしかわかりませんが、いずれにせよ、近くに存在を感じられるだけで、飼い主にとってはこの上ない幸せなのではないでしょうか。