●今回の受賞者の選考ポイントとは?

インテリア
インテリアもバランスよく
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――今回の受賞者2名、特別賞(インテリア賞・時産賞)2名を選ばれた理由を教えてください。

本多さん
マネするだけでは収納は解決しないもの(本多さおりさん)

本多:グランプリのKさんは収納の仕組みを拝見すると、暮らしやそこに至るまでのストーリーが浮かび上がってくるおもしろさがありました。

柳沢:年齢を重ねて、家族構成にも変化があって、それに向き合った収納を考えているのも学びが多いです。

Emi:答えを外に求めていなくて、自分の家に本当に必要なものを見きわめている方ですよね。準グランプリのHatsuさんは、「飾る」と「収納」のメリハリがすばらしい。インテリアと収納の両立って難しくて。

柳沢:家を飾りたい人はものが多く、収納好きの人は飾るのが苦手であっさりした感じになりがちですよね。その点、Hatsuさんはニュータイプかも。

本多:私はHatsuさんの「稼働率100%で収納を考える」という姿勢が好印象。使うものだけだからしまい込まない。しまい込まないから取りやすい。片づけやすいから子どもも片づけてくれる…みたいな、いい循環が生まれていると感じました。

柳沢さん
正解を探す過程も楽しんでもらえたら(柳沢小実さん)

柳沢:時産賞の松井さんは、娘さんに洗面所を独占されたことで、自身のメイク道具はキッチンに収納した柔軟さがいい。無理して現状のまま我慢せず、軽やかな解決方法です。

整理している様子
収納は十人十色(インテリア賞受賞の櫻木さん)

Emi:インテリア賞の櫻木さんは離婚されて、小さな賃貸に住み替えてすてきに暮らされているのが印象的。荷物の整理はパワーが必要。その体験は参考になることが多いと思います。

受賞者の暮らしの工夫をまとめた記事も順次公開予定! ぜひチェックしてみてくださいね。