俳優のみならず、アーティスト・adieu(アデュー)としても活動している上白石萌歌さん。ドラマ『パリピ孔明』でデビューを目指すアマチュアシンガー・月見英子を演じ、伸びやかな歌声が話題になっています。今回は、上白石萌歌さんにドラマの見どころをお聞きしました。

向井理さん主演の『パリピ孔明』が話題沸騰。「三国時代の格好でスマホを触っているだけでおかしい」

向井 理さんが中国三国時代の名軍師・諸葛孔明を演じるドラマ『パリピ孔明』が、早くも話題を呼んでいます。現代の渋谷に若…

上白石萌歌さんインタビュー「キャストの方々がハマり役で、すばらしい作品」

上白石萌歌さん

原作は『週刊ヤングマガジン』で連載中の同名人気コミック(原作:四葉夕ト(ゆうと)、漫画:小川 亮)。中国三国時代から現代に転生した天才軍師・諸葛孔明(向井理)が、英子をメジャーデビューさせるためにマネージャーとなり、魔法のような作戦を考えては、彼女の前に立ちはだかる壁を次々と切り崩していくサクセスストーリーです。

「原作をリスペクトしつつ、生身の人間にしかできない表現を生み出せている気がしています。劇中で披露する楽曲はドラマのために生み出されたものも多いですし、『この役はこの方しか演じることができないだろう』と思うほどに、キャストの方々がハマり役で、魅力的な皆さんとすばらしい作品をつくれていることがうれしいです」

●「金髪にしたら私のなかの“パリピ濃度”がアップ」

歌うことが大好きな英子は、ライブハウス「BBラウンジ」でバイトをしながら、シンガー“EIKO”として活動しています。ステージでカバー曲をパフォーマンスしたり、ギターの弾き語りをしたりと、自身のアーティスト活動とは違うジャンルの楽曲にも挑戦している上白石さん。今回、英子を演じるにあたり、人生で初めて金髪にしたそう。

「英子のビジュアルは、まさしくパリピそのもの。元々、私の体内の“パリピ濃度”は低く、英子とはかけ離れていると思っていたんですけど、役に近づくために髪をブリーチして衣装を着たら、私のなかのパリピ濃度が徐々に上がっていきました(笑)。私服でもおなかが出るような服を着るようになり、少なからず影響を受けています」