家づくりの後悔で多いのがトイレの音問題。5年前にハウスメーカーで2階リビングの家を建てた日刊住まいライターは、その対策として、間に廊下をつくりました。2つのドアを介することで、音問題はなくなると思ったのですが、これが大誤算! 音漏れがひどいために、来客時にとても気を使うハメに…。気をつけておけばよかったことを語ります。
すべての画像を見る(全5枚)トイレは廊下をはさんだ位置にプラン
筆者は夫と娘2人(11歳、2歳)の4人家族。5年前に大手ハウスメーカーで、約30坪の2階建ての家を建てました。
プランは日当たりとプライバシー確保を考え、2階リビングを採用。浴室や洗面所も2階にある間取りに。そして1階には、寝室、子ども部屋(2つ)、ウォークインクローゼット、トイレがあります。
2階にリビングがあるため、メインで使うのは2階のトイレになります。このトイレはLDK隣の廊下をはさんだ位置に配置をしました(写真上)。設計時から音漏れを気にして、できるかぎりLDKから遠ざけて配置したつもりです。しかし、これがイマイチな結果に。詳しくレポートします。
遠ざけたつもりでも、音漏れ気になる!
上の写真は、LDKのドア越しにトイレを見たところです。このように2階トイレは「LDK→扉→廊下→扉→トイレ」という動線。扉2枚と廊下をはさんでいます。距離は若干近いですが、扉2枚を隔てているため、音漏れは大丈夫だと思っていました。
設計時に設計士にも音漏れの心配を確認。しかし、扉も防音性があるから、大丈夫のはずですとのことでした。それを聞き安心していたのですが…。
実際に住み始めてみると、扉2枚を閉めた状態でも、水を流す音が漏れてくるという残念な結果に。LDKがシーンとした状況だと、結構気になります。