家族5人で99㎡の戸建て住まいをしているshi__________o.ieさんは、Instagramで「小さないえの小さな暮らし」というアカウント名で、住まいのことやご家族との生活事情を発信しています。小さな暮らしにとても満足しているという家の使い方、家事のやりやすさについて教えてもらいました。

すっきりキッチン
shi______o.ieさんの自宅のキッチン。すっきりしています
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家事も最小限に。小さな家で実践する「小さな工夫」4つ

部屋の広さや収納スペースへの不満は挙げたらきりがないもの。だとしたら、現状の広さを上手に生かし、心地よく暮らしたいもの。

shi__________o.ieさんは、「家を建ててから約8年になりますが、“家が狭いから”という理由で不満を感じたことはありません」と言います。むしろ、小さな家での生活だからこそ、心にゆとりが生まれていると言います。普段から行っている「暮らしを小さくする工夫」とは?

(1)一緒に使う道具はひとまとめにしておく

キッチングッズ

コーヒーブレイク用、朝ごはん用など、それぞれの食器や道具はひとつのセットにして、かごに収納しています。たとえばコーヒードリッパーなどはコーヒーを淹れるときにしか使用しません。コーヒーフィルターやコーヒー豆、お気に入りのコーヒーカップも然り。

それなら、それぞれ別の場所に収納してしまうよりも1か所にまとめてしまう方が効率的で、片づけもしやすいです。

お菓子作り

お菓子づくりに使用する道具もこのとおり。用途ごとに分けて収納することで完成までに必要なアクション数が減り、また収納場所に戻すのも簡単。必要なときに必要なカゴをひとつ取り出すだけでよいので、家事の負担が楽になったそうです。

(2)食器は基本的に各自ひとつ+大皿でまかなう

キッチン

家族5人。食器類、カトラリー類は、基本的に1人1つでまかなっています。

大皿

足りない分はさまざまな用途に使用できる大皿でカバーします。

キッチン

食器を持ちすぎていると、収納管理も食器洗いの手間も大変ですが、数を絞ることでキッチンリセットの時間も短縮することができていると言います。