60代の夫と50代の妻が、子どもの独立を機に、新築時から16年間住んでいたマンションを、リノベーションした事例です。愛犬のことを考えて床材を選び、楽しく走り回れるような間取りに。そしてふたりだけで暮らす、これからの時間をより豊かにするために。料理や会話がしやすくて、ゆとりあるLDKを実現しました。夫婦と愛犬に、とっても居心地のいい住まいです。

明るく開放的なLDK
明るく開放的なLDK。キッチンをオープンにしたことで、夫婦の会話もスムーズ
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夫婦と愛犬が快適に過ごせる理想の住まいに

リビング

18年前に新築で購入したマンションで暮らすYさん夫妻。長男の独立をきっかけに住み替えも検討しましたが、希望のエリアでいい物件が見つからず、今の住まいをリノベーションすることに。

リノベで優先したのは、愛犬ポポの暮らしやすさでした。脚が悪いポポが滑りにくいようにツメがかりのいい床材を選び、自由にあちこち行き来できるよう回遊動線を採用しました。

写真は、窓越しにグリーンを望めるさわやかなリビング。現在は愛犬ポポの脚を気づかって、フローリングの上にタイルカーペットを敷いて過ごしています。

また、料理や会話がしやすい、ゆとりあるLDKにもこだわりました。大理石「エンペラドールダーク」や人造石「クォーツストーン」などを使った高級感のあるⅡ型のオープンキッチンには、作業スペースと収納をたっぷり確保。夫婦並んで料理をしたり、ソファでくつろぐ家族と会話したり。豊かなひとときをLDKで過ごせるようになりました。

2室ある個室は既存のまま、夫婦それぞれの寝室として使用しています。ひとりの時間も、夫婦の時間も楽しめる理想の住まいが完成しました。

 

ブラックミラーの壁

LDKの壁の一部は輝きを抑えたブラックミラーにすることで、自然な奥行き感をプラス。

 

愛犬のポポ

愛犬のポポ。