木曜21時からオンエア中のドラマ『ハヤブサ消防団』(テレビ朝日系・木曜21時~)。過去回はTVerやNetflixにて配信中です。物語も後半を迎え、事件の真相に迫りつつありますが、不穏さも増すばかり。ここでは、第7話を振り返ります。

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『ハヤブサ消防団』6話の見どころ&考察。放火犯の正体と真鍋の本当の目的は?

『ハヤブサ消防団』第7話見どころ。放火犯は明らかになったものの…

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※写真はイメージです(以下同)
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原作は、池井戸潤氏の同名小説。スランプ中の作家・三馬太郎(中村倫也さん)が越してきたのは、亡くなった父の故郷・ハヤブサ地区。地元の消防団「ハヤブサ消防団」に加入しますが、連続放火事件が起こるなど穏やかではありません。

その一方で、三馬と同じように東京から移住してきた映像ディレクター・立木彩(川口春奈さん)との交際が始まったり、連載小説の評判もよく、書籍化されるなど意外と順風満帆に見える部分も。

第7話では、三馬はサイン会のために東京へ。消防団の面々も研修旅行として東京に来ており、一緒に東京観光をしている様子にほっこりとします。

しかし、様子が変わってくるのは夜の食事会。高級レストランで食事をする三馬と消防団員たちでしたが、そこで三馬は連続放火犯がこの消防団員の中におり、それは徳田(岡部たかさん)だと名指しします。

三馬は自分の家の庭が放火されたときに、犯人が乗っていた軽トラのエンジン音が特殊だったこと、その軽トラが徳田のものだったこと、さらに犯行現場に落ちていたものと同じベンジンを持っていたことを証拠として押さえていました。

勘介(満島真之介さん)以外は犯人について三馬から聞いており、悔しさと怒りを隠せません。しかし、放火の理由を語ろうとしない徳田。ハヤブサに戻ったら全部話す、と言って徳田は店から立ち去りますが、翌日、水死体となって発見されてしまうのです…。

レストランでのシーンは圧巻。中村倫也さん始め、名優たちの演技合戦は鳥肌ものです。だからこそ、徳田の死が際立ちます。