いつまでも若々しくありたいと思うものの、着こなしや言動がオバさん化している気がする…なんてことはありませんか? ここでは、ファッションに関して、なにがあか抜けない原因で、どうすれば解決できるのか、人気スタイリストに教えてもらいました。
“老け見え”ファッションのボーダーラインはどこ?
すべての画像を見る(全5枚)同じアイテムでも、ほんの少しの工夫で“若見え”に! アラフィフ女性に人気のスタイリストに着こなしの極意を聞きました。
●ドレスとカジュアルは7:3
「若く見えるか、老けて見えるか。その境界線は、顔と洋服のバランスがカギです」と語るのは、スタイリストのジョニー・カワサキさん。
「首元のフリルやリボンなどのかわいい要素は、少女性を連想させます。ところが、その真上にある顔が大人なので違和感が。このアンバランスさが、“老け見え”の原因になるんです。フリルは袖元、リボンは背中など、できるだけ顔から遠ざければ、バランスがとれますよ」
同様に、若ければ自然に見えるカジュアルな格好も、40代以降は“ラクしたい感”や“若づくり感”がにじみ出るのだそう。
「カジュアル要素は3割にとどめ、残りの7割はドレス要素のあるきちんとした雰囲気のアイテムを。たとえば、デニムならスニーカーでなくヒールを合わせたり、ホワイトデニムを選んだりすると印象が変わります」
“あか抜けない…”と悩むESSE読者を大改造!
私服の“老け見え”で悩むESSE読者を、スタイリストのジョニー・カワサキさんが大改造! 同じ服で“若見え”する着こなしを教えてもらいました。
Tさん(41歳・162cm)のお悩み:「バイト帰りの大学生みたい」と言われました。
数年前に買った服が、当時と同じ着こなしだとしっくりこなくなりました。おしゃれなママ友に「バイト帰り?」と笑われたことも…。
●おしい!Before
・カジュアルすぎて違和感があるシャツ全あけ+白T+デニム
・ラクしたい感じがにじみ出るたすきがけバッグ
・“老け見え”の象徴・手首のゴム
・足元に抜けがないと冷えが気になるお年頃風に