成田凌さん主演のドラマ『転職の魔王様』が現在放送中。「主人公の言葉が心に刺さる」と話題のドラマの見どころをインタビューしました。

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成田凌さんインタビュー「来栖の言葉は痛烈だけれど、だれの心にも刺さります」

成田 凌さん演じる、毒舌敏腕キャリアアドバイザー・来栖 嵐が、求職者の仕事や生き方への悩みを痛烈な言葉で一刀両断しながらも、働く自信と希望を取り戻させる“転職”爽快エンターテインメント『転職の魔王様』。来栖が放つ数々の言葉が、悩める現代人の心に刺さっているようです。原作は、額賀 澪さんの小説『転職の魔王様』『転職の魔王様2・0』。

成田さん

「転職には、“マイナスなことがあって仕事を替える”というイメージを個人的にもっていました。でも、原作や台本を読んで、マイナスから始まることも多いかもしれないけれど、転職は人生をよりよくするための前向きなものだと気づきました」

 

●役柄に合わせて仕立てたスーツにも注目

左足が不自由な来栖は、杖をつき、みがき上げられた靴とオーダーメイドのスーツを身に着け、上品でスタイリッシュな装い。言葉づかいも丁寧で、成績優秀な敏腕キャリアアドバイザーですが、求職者の心をへし折るような毒舌を放ち、“転職の魔王様”という異名をつけられています。しかし、彼の言葉は核心を突き、転職希望者たちは、自らの仕事や生き方といやが応でも向き合うことになります。

「来栖は、基本的に感情が表に出ないのですが、新しい人生の第一歩を手助けする人なので、本当は深い愛情があります。だからその分、一生懸命になり、強い言葉を相手に投げてしまうんです。今回、初めて役柄に合わせたスーツを仕立てていただいたのですが、生地からボタン1つまで選び、時間をかけてこだわってつくったので、来栖の独自のスタイルと品、強さが出ていると思います」

 

●共演者もユーモアあふれる名優ばかり

そんな来栖の相棒となるのは、小芝風花さん演じる未谷(ひつじたに)千晴。大学を卒業して入社した大手広告代理店を3年たらずで退職してしまい、新しい職場を探そうとして訪れた転職エージェントで、来栖と出会います。そして、千晴もまた胸の奥に隠してきた本音をあぶり出されることに。初共演の成田さんと小芝さんの凸凹コンビも、ドラマの大きな見どころです。

「小芝さんは、とても明るくて、その場にいてくれるだけでみんなががんばれる存在です。ほかの共演者さんもユーモアがある方たちばかり。皆さんに助けていただきながら、ブレずに最後まで演じていければと思います」

 

「周りが転職するから焦って自分も、ですか?」「あなたの人生、このままでいいんですか?」。来栖は転職希望者にグサリと刺さる言葉を言い放ちます。「厳しいことを言っているように見えますが、本当に相手のことを思っているからこそのひと言。転職を考えている方だけでなく、すべての方の心に刺さると思います」

なぜ、来栖は冷淡な“魔王様”になったのでしょうか。左足が不自由になった理由も含め、少しずつ明かされていく来栖の過去にも注目です。

 

『転職の魔王様』

毎週月曜 夜10時
フジ=カンテレ系 全国ネット放送中

公式サイト