侵入経路に虫対策を実施。洗濯家事の見直しも

エアコンのドレンホース
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虫の侵入経路を確認したため、次は筆者が実際に考えて実施した虫対策を紹介します。それが以下。

・エアコンのドレンホースに防虫キャップをつける
・家の周りに防虫スプレーをときどき散布する
・換気扇に、防虫用のフィルターをつけることを検討(実施はせず)
・衣類乾燥機を購入して、完全室内干しの体制にする

まずエアコンの室外機のドレンホースに防虫キャップをつけました。ハウスメーカーの営業担当の方いわく「防虫キャップは一般的によく使われている」とのこと。

100均のものでも十分効果があると教えてもらい、実際につけてみました。装着後からゲジゲジの侵入はありません(しかしそれでも筆者は、「防虫キャップのすき間から侵入するのでは」と不安…)。

次に虫の侵入しやすい場所に、防虫スプレーを噴霧しました。これが効果的だったのか? 敷地内で虫の姿を見る回数は減りました。しかし同時に虫の死骸も増えたため、掃除が大変というデメリットも。

 

換気扇

室内と外が直接つながる換気扇。虫の侵入を防止するために、防虫フィルターの導入を検討しました。しかし換気扇にフィルターを取りつけるのは、「メーカーに推奨されていない」という話も聞きます。

そのため、最初に取扱説明書を確認。そうするとフィルターに関する記載がありませんでした。困った筆者は、換気扇のメーカーに問い合わせることに。

メーカー担当者の回答は、「フィルターは目詰まりを起こす可能性があるため、推奨していません。もし取りつける場合は、お客様の責任でお願いします」というもの。

そのため、筆者は取りつけをするのはやめました。現在は、外側の換気扇周囲に、外壁用の防虫スプレーを使用するだけで対策しています。

余談ですが、第1種換気に関わる空気の出入り口については、なんの対策もしていません。というのも、専用の防虫袋で侵入した虫を捕まえる仕組みだから。フィルターには虫はつかず、もちろん室内にも入ってきません。

 

室内干し

最後は、洗濯家事を見直して、室内干しに一本化しました。いっそう快適にするため、衣類乾燥機を購入しています。

「においが気になる」「湿度が上がってジメジメする」「そもそも、干す場所がない」…。室内干しには、デメリットがあると思います。当初は筆者も心配でしたが、意外と気にならずに生活できています。

ただし、衣類乾燥機で電気代が高くなってしまうのは、少し気になっているところですが。