小さなストレスが積み重なっていつも疲れている…なんてことはありませんか? ここでは、ストレスを減らすために手放した方がいい習慣を、50歳から本格的にミニマムな暮らしをスタートさせた、カナダ在住のミニマリストでブロガーの筆子さん(現在60代)に教えてもらいました。

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ストレスを減らすために手放した方がいい習慣

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ストレスを減らすために手放した方がいい習慣
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競争が激しく、先が見えない今、ストレスを抱えている人が増えています。

そこで、ミニマルな生活を送る中で実感する「ストレスを減らすためにやめた方がいいこと」を7つ紹介します。ちょっとしたことでも手放してみるだけで、毎日がラクに身軽なものに変化するはずです。

●1.スケジュールをびっしり埋めること

スケジュール

仕事以外のプライベートタイムに、つき合いや習い事、遊びの予定をたくさん入れるのはストレスを増やす行動です。忙しいと気持ちの余裕がなくなるし、肉体的にも疲れます。

すきま時間を、スマホの閲覧やゲームなどで埋めてしまうのもやめましょう。私自身、やりたいこと、やるべきことがたくさんあるときは、優先順位をつけて行い、スケジュールに余裕をもたせるようにしています。

●2.不健康な生活

睡眠不足

不健康な生活をすると、体調をくずしやすいし、セルフイメージも悪くなります。体調が悪いとき、ハッピーでいることは難しいので、できるだけ健康的な暮らしをした方がストレスが増えません。

睡眠不足、ジャンクフードの食べすぎ、運動不足、喫煙や飲酒のしすぎなど、心あたりがあるなら、ぜひ改善を。とくに、睡眠不足だと、仕事でも家事でもミスが増えるので、イライラがつのります。思考もネガティブになりやすいので、たっぷり寝るのもポイント。

●3.先延ばし

先延ばし

やるべきことをやらずにいると、「ああ、まだやっていない」とずーっと重い気分で過ごすはめになります。締め切り前に一気に済ませるときも、はらはらしながらすることになり、決して楽しい気持ちではありません。

私は、夏休みの宿題をギリギリにやるタイプでしたが、期限までに宿題が終わらない恐怖やストレスが、トラウマのようになっていて、今でも夢に見るほどです。現在は、なんでも前倒しで行うことを心がけていますが、昔に比べて、ずっと気分が安定しています。

●4.完璧主義

完璧主義

完璧主義とは、現実を無視した高い目標を設定して、その目標を達成するためにがんばることです。

家事も仕事も育児も勉強も遊びも、すべてきっちりやらないと気がすまない。どの分野においても、人から「すばらしい」と賞賛されないと、「私はだめなんだ」と思ってしまう。そんなとき、完璧主義に陥っています。ミスや失敗は絶対したくないし、失敗したら、自分をひどく責めます。

完璧主義がいかにストレスを増やすかは、想像できますよね。なにもかも完璧にやることなんて不可能ですから。自己肯定感が低いと完璧主義になりやすいので、自分を認めてあげることも必要だと感じています。