主菜は決まっても主菜に合わせる副菜が思いつかない、という悩みをもっている方も多いのでは。そんなときは安くておいしい旬野菜を使いましょう。季節感が出るだけではなく、レパートリーのマンネリ防止にもなります。人気日本料理店「賛否両論」店主・笠原将弘さんに、簡単で手軽につくれる野菜の副菜レシピを教えてもらいました。
シシトウがさらにおいしくなる
焼くだけでちょっとしたおつまみやお弁当の彩りとなる便利な野菜、シシトウ。ちょっとひと手間プラスして、さらにおいしくいただきましょう。
●じゃこシシトウ炒め
すべての画像を見る(全2枚)かむほどに味わいが出る常備菜。お弁当にも最適!
材料(4人分)
- シシトウ 10本
- ちりめんじゃこ 80g
- 長ネギ 1/3本
- A[砂糖 大さじ1、一味唐辛子 少し]
- いりゴマ(白) 大さじ1
【つくり方】
(1) シシトウはヘタを除いて小口切りにする。長ネギは小口切りにする。
(2) フライパンにちりめんじゃこを入れ、弱火で炒める。香りが立ってカラッとしてきたら、(1)を加えて水気を飛ばすように炒める。
(3) Aを加えて全体にからめ、ゴマをふる。
●シシトウとワカメの煮びたし
だしがよくしみたシシトウが格別のおいしさ。
材料(4人分)
- シシトウ 12本
- ワカメ(塩蔵・戻したもの) 100g
- ミョウガ 1個
- A[だし汁 1と1/2カップ、しょうゆ 大さじ1と1/2、砂糖 大さじ1]
【つくり方】
(1) ワカメはざく切りにし、シシトウはヘタを除いて包丁で1か所切り目を入れる。ミョウガは小口切りにする。
(2) 鍋にAを入れて中火にかけ、煮立ったら(1)のワカメとシシトウを加える。再び煮立ったら弱火にして3~4分煮て、火を止めてそのまま冷ます。器に盛り、(1)のミョウガを添える。
おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
笠原将弘さんの毎日の献立づくりに役立つ『笠原将弘の副菜の極み158』(扶桑社刊)はただいま発売中。