防犯ジャーナリスト・梅本正行さんが教える! 狙われやすい家に共通するポイント12個を紹介。当てはまったらいますぐ対策を!
犯罪者に狙われやすい家の12の特徴
すべての画像を見る(全2枚)大切なのは犯罪者のターゲットにならないこと。まずは「侵入しやすい家」を知り、寄せつけない対策を施しましょう。
●庭に面した掃き出し窓
人が出入りしても違和感がなく、犯罪者に都合がよいのが、庭に面した掃き出し窓。「施錠を徹底し、ガラスが割れにくくなる防犯フィルムをはるなど、複数の対策を重ねて行いましょう」
●手入れをしていない庭
ものが出しっぱなしで、雑草が生え放題の庭はあき巣ホイホイ。「“住人はルーズだから施錠も適当で、お金や貴重品を盗みやすいだろう”と犯罪者は考えます」。雑な印象はNGです。
●干しっぱなしの洗濯物
「『夜に洗濯物が干してある家を狙った』と供述したあき巣犯もいたように、洗濯物が干しっぱなしの家は、留守だと判断されます」。帰宅が遅い家は、室内干しにするか、乾燥機の導入を。
●むきだしのガレージ
クルマがなければ留守が丸わかり。「クルマで外出するときはガレージの真ん中に自転車を停め、“自転車で帰宅した人がいるのかも”と思わせて」。高級車はカバーで隠して盗難を防いで。
●足場になるところ
ガレージの屋根が2階の窓やバルコニーに近接していると足場になり、簡単に侵入されてしまいます。室外機や脚立にも要注意。「2階は施錠が甘くなることを侵入者は知っています」
●かわいらしいカーテン
「カーテンから住人の性別や年齢を推測できます。生活パターンが把握されて、忍び込みの被害に遭う可能性もあります」。インテリアは外からどのように見えるのかも考えて選びましょう。