階段回りの壁を利用して、夫のお気に入りの本棚に
すべての画像を見る(全5枚)わが家には筆者の書斎も、妻の部屋もありません。なので、妻の雑誌は階段下のデッドスペースに収納しています。一方、筆者のマンガと文庫本は、2階の階段回りの壁に収納。わずかな壁の奥行き部分をくり抜くようにしてつくった本棚です。
幅40cm×奥行12×高さ230cmの収納が縦に2列あります。棚は可動式にしたので、本がきれいに収まります。
壁の厚さの関係で奥行きが12cmしかとれなかったため、コミック本以外は少しはみ出てしまいます。とはいえ、たっぷりの本が収納できて、とても役に立っています。
また、2階で使うためのインターホンの子機もこちらに置いています。ただ、ここに置くといいと気づいたのは住んだあと。ですから、棚の中にコンセントはありません。つけておけばよかったと後悔しています。
結局、棚の横のコンセントに差すことに。残念ながらケーブルが棚から飛び出し、だらんと垂れてしまっている状態です。
狭い子ども部屋も、壁を利用した収納で家具いらずに
子どもたちのためにつくった、デッドスペースを活用した収納も紹介しましょう。
写真は、子ども部屋の入り口付近の壁をくり抜いてつくった、可動の収納棚です。サイズは幅60×奥行25×高さ230cm。
まだ子どもは、部屋をひとりで使える年齢ではありませんが、ここには絵本やオモチャをしまっています。将来、子ども部屋でタブレットなどを利用することも考えて、充電できるよう棚の中にコンセントも設置しています。
子どもが部屋を利用することになったら、きっと大活躍すると思っています。このデッドスペースの収納のおかげで、新たに本棚を購入しなくてすみそう。狭い部屋を広く使えることにもなるので、よかったと感じています。
2年間住んでみてデッドスペースを有効活用して収納をつくったことは、大正解であったと感じています。
わが家の場合、夫婦それぞれの部屋がつくれませんでした。しかし、夫婦それぞれの収納スペースを持てたことで、今のところ、不便を感じることはありません。自分のスペースだから、使い方についてお互いが干渉することもなし。精神衛生上、とても快適な趣味時間を楽しめています。