フランス人の夫と結婚し、パリに在住するフリーアナウンサーの中村江里子さん。「とにかく家事は溜めないよう心掛けています」と話す中村さんに、家事の工夫と愛用しているアイテムを教えてもらいました。
中村江里子さんの「溜めない家事の工夫」
すべての画像を見る(全6枚)「あなたの家にはゴミ箱がない」。日本から母がわが家に来ると、そう言いながらゴミを捨てる場所を探しています。考えてみると、たしかに東京の実家ではそれぞれの部屋にゴミ箱があったものですが、パリのわが家ではキッチンと次女の部屋にあるだけです。
あえてそうしているわけではなくて、ゴミ箱を買おうと探していたことはあるのです。けれども、気に入ったものに出合えないまま。でも、まったく困らないことに気がつきました。
子どもたちは自分の部屋で出るゴミは、ひとまず紙袋に入れて、それをまめにキッチンに持ってきて捨てるのが習慣ですし、ダイニングで仕事をする私も同様。
●床にはものを置かず、まめに片づけて定位置に
掃除については、わが家には動物がいますし、家族も多い。ですから、洗面所の髪の毛なども気がついたらすぐに掃除。基本的に、床にはものを置かず、まめに片づけて定位置に。そんなふうにちょこちょこいつも掃除や片づけをしていていれば、ほとんどが5分、10分で終了。
ものを探す時間のロスも防げます。忙しくてそのまま夜になってしまうこともありますが、逆に気になって寝られない! すませてしまえば気分がいいので、とにかく家事は溜めないようにと、心掛けています。