シンク下にゴミ箱を。「片づけ→捨てる」の負担軽減に

シンク下はゴミ箱スペース
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シンク下には、設計時にゴミ箱を置けるスペースをあけて欲しいと依頼。キッチンの施工業者には、「収納量が減りますがいいですか?」と確認されました。でも、ここにゴミ箱を収めることで、「片づけ→捨てる」の動線がコンパクトに。迷いはありませんでした。

ちなみに減った分の収納スペースは、壁面にカップボードをつくることで解決。上部で作業もできるよう、腰の高さに抑えたので、狭い空間でも圧迫感はありません。

ゴミ箱スペースには、「KEYUCA(ケユカ)」の「キッチン用ゴミ箱27L(幅220×奥行410×開口時の高さ600mm/税込4191円)」を並べて置いてもすっぽり収まる広さ。ケユカのゴミ箱はフタが両開きでコンパクトなため、わが家のキッチンにもぴったりでした。

 

お気に入りの食器が見える工夫で気分も上がる!

食器は見せる収納を採用

キッチンの背面は、食器を飾りながら収納できる棚と、引き出し収納のカップボードで、見せる収納と実用性を兼ねました。

収納量を考えれば壁一面の戸棚の方が向いていますが、お気に入りの食器がいつでも見える、気分が上がるキッチンであることも重要でした。

 

狭さが便利さアップに。5年使っていても快適!

背面カップボードの作業スペース

狭いスペースですが、通路は95cmと広めに。背合わせで作業していてもお互いがぶつからず、忙しい朝は協力して朝食をつくれば時短になります。

背面カップボードは奥行60cm。上の部分は作業台として広々使えて便利です。キッチン本体が小さめでも、このスペースがあることで作業がスムーズに。1、2歩動けば家電にも食器にも手が届き、料理の動作が簡潔になって料理をするのが楽しく、ラクになりました。

筆者は狭いキッチンでも、収納や動線をあらかじめ決めておくことで、便利さがアップし、生活感を隠すことができました。使い勝手もよく、5年暮らしてきた今も満足しています。

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