ハウスキーピングサロンを主宰する、カリスマ的人気を誇るマダム市川さんは、「8割きれいなら、それでいいじゃない!」という信条のもと、適度に手を抜きながら、キッチンを美しくキープしています。そんなマダムのキッチン簡単掃除法をご紹介!
毎日10分でできる!マダム市川さんの簡単掃除法
掃除をラクにする近道は、汚れをためないこと!一日の締めくくりに、マダムは必ずキッチンの掃除をすることにしています。かける時間はわずか10分。その「ずぼら掃除法」を教えていただきましょう!
【1】万能洗剤をシュッ!IH調理器具回りは水ぶきを基本に。油料理をしたあとは万能洗剤を。水ぶきで仕上げます。
すべての画像を見る(全6枚)【2】熟練の両刀使い!片手に濡らした台ぶきん、片手に乾いたタオルを持ち、水ぶきとからぶきを同時進行で。
【3】汚れをふいた台ぶきんをシンクでゆすぎ、乾いたタオルで水滴を残さずふき取ります。
【4】水栓金具をタオルでからぶきします。水滴の跡やくもりがとれ、ピカピカの仕上がりに!水栓金具はもともと存在感のあるもの。多少ほかの部分が汚れていても、輝くべきところがかがやいていると、キッチン全体が美しく見えてきます。
【5】床は、使い捨てのウエットシートでふきます。表と裏を使うので、シートは1枚で十分です。
【6】床をふき終えたら、スリッパの底をシートでふきます。スリッパの底は意外と汚れているもの。こうすれば汚れを広げません。
●掃除の流れも、決めてからすすめて!
マダムの家ではこんな流れ。IH調理器具回り→ワークトップ→シンクとふき、台ぶきんをゆすぎます。一方向に移動しながら掃除するので動作にムダがなく、スピーディー。床ふきも同様にレンジからシンクのある方向へと移動します。
キッチンの形によっても異なるので、自分で最適な流れを見つけてみましょう!
【マダム市川さん】
本名・市川吉恵さん。1952年、東京都生まれ。’97年より自宅でハウスキーピングサロンを開講する“元祖サロネーゼ”。テレビや雑誌などで幅広く活躍し、全国各地からレッスン生が集まる。著書に『
幸せをよぶ らく家事』(清流出版刊)など。