(3) 干すときに分ける
→取り込む、収納するときにラクになる
2つめは、干すときにも分けること。とくに「ピンチハンガー」に干したものや、ハンガーに干してそのまま「かける収納」をするときに便利です。
すべての画像を見る(全8枚)なにも考えずにいきなり干すと、片づける場所(わが家では1階と2階で収納場所をわけています)がごちゃついてしまうので、後々大変です。
わが家の場合は、このように場所別にあらかじめ分けて干しています。もし、片づける場所が1か所にまとまっている人は、それをさらに細分化するのがおすすめ。人別や形別など自分に合った状態にしておきます。
取り込むときやたたむときに「これは1階で…これは洗面所に」というような判断をしなくてよくなりますよ。ただし、出勤前など時間がないときはこの作業をスキップしても大丈夫。
・取り込む際に、場所別に箱で分けるのも有効です
その代わり、上の画像のようにたたむ直前に場所別に分ける作業を行なうと同じ効果がありますよ。このように、日によって臨機応変にタイミングを変えるのがおすすめです。
どちらのタイミングだとしても、仕分けしてから片づけることで判断時間とムダな動きが減ります。同じ場所のものをまとめて片づけるため、往復時間も削減することができます。
(4) 取り込む/たたむときに分ける
→収納するときさらにラクになる
次は、乾燥機で乾かした場合や、乾いた衣類をたたんでから収納する場合におすすめの方法を紹介します。必ずしも必要な作業ではありません。次の3つに当てはまる場合に取り入れてみてください。
・カゴ内のアイテムが多い
・カゴ内にさまざまな形のアイテムが入っている
・共有ではなく、家族それぞれのものである
同じ場所に収納するアイテムで「ハンガーにかける衣類」「靴下」「下着」「ハンカチ」などが混ざっていて、しかもそれを人別に違う収納場所にわける…というケースでは、仕分けをしてから片づけたほうが時短になります。
このように、洗濯のさまざまな工程で「わける」家事術が活躍します。分類しておくと、収納もこのようにすっきりします。
ポイントは、「面倒だな」と感じる工程を決めておく。そんなときはカゴを用意して、一度選別する作業に集中してみてください。ひとカゴずつ仕分けしてから次の作業へ進むことで、むしろあれほど面倒だった作業がはかどるようになりますよ。