フランス料理のシェフから家政婦に転身し、気軽でおいしい家庭料理レシピが大人気のタサン志麻さん。

そんな志麻さんのレシピには、いつもの料理が簡単においしくなる工夫が満載! この連載では、日々の料理を楽しむために「志麻さんが本当に伝えたいこと」をレシピと一緒に伝授します。今回のレッスンテーマは「ピーマンの肉づめ」です。

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志麻さんの「ピーマンの肉づめ」。輪切りにすれば簡単で食べやすい

志麻さんの「ピーマンの肉づめ」をおいしくつくるコツ
志麻さんの「ピーマンの肉づめ」をおいしくつくるコツ
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「ピーマンの肉づめ」は大人も子どもも大好きなレシピですが、意外と手間がかかるもの…。そこで志麻さんに、ピーマンの肉づめのコツを簡単においしくつくるコツを教えてもらいました。

<ポイント>ピーマンは輪切りにすればはがれにくい

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通常の肉づめははがれやすいが、輪切りにした状態だと外れにくい。両面を香ばしく焼けるのでおいしさもアップ!

「私は料理に関して、『こうでなくっちゃ』という意識がほとんどないんです。たとえば、豚肉のショウガ焼き。王道のつけ合わせといえばキャベツの千切りですが、『肉巻きにすれば、ひと口で両方味わえてなんだか楽しいかも』と思いついたら、すぐに実践。まだ小さい子どもたちには、いつものスタイルよりもずっと食べやすかったようで、大好評でした。

『この材料がないとできない』『この料理は、こうつくるべき』という思い込みを持たず、自分が食べたいものを自由につくる。もっと適当で、きっといいんだと思います。大切なのは食卓を笑顔で囲むこと、それだけです」