●step3:苗を水苔の上に置く
すべての画像を見る(全21枚)水苔の上に苗を置く。板を壁にかけたときに、苗の「成長点」が上を向くように置くのがポイント。
「育って葉が大きくなったときの見映えが、ぐんとよくなります」
・「成長点」とは?
ビカクシダの心臓部。
「長く伸びる『胞子葉』と、水分をためる役割の『貯水葉』の2つの葉が出てくる場所。上向きにすると美しい本来のシルエットに」
●step4:根を水苔でおおう
ビカクシダの根をおおうように、絞った水苔をのせる。
「こんもりとした山をつくるようなイメージで。この水苔が、成長するための水分を含む台になるのでしっかりおおいます」
●step5:ミシン糸を板に巻いて水苔を固定する
苗と水苔と板を固定するように、ぐるりと糸を巻く。
「木に着生する植物なので、成長すると自力で木にくっつきます。この糸はくっつくまでをサポートするための役目です」
・失敗しない巻き方のコツ
最後に結ぶため、約10cmを残して糸を巻き始める。
「板に何周も巻きつけ、後ろでかた結びをして完成です」
難しく考えずぐるぐる巻けばOK!
●完成!
完成したら、板にヒモをつけ壁につるして飾って。
「大きく成長すると、愛着もさらに湧いてきますよ」
・肥料をプラスして元気に育てる!
手軽なのは観葉植物用の錠剤肥料。水苔の上の方にのせれば、水をかけるたびに少しずつ浸透する。
・ボタナイス 置くだけ! カンタン錠剤肥料120g 330円(ハイポネックスジャパン)