いつまでも元気で楽しく過ごすために、食事でとる塩分は気にしたいもの。ここでは、料理家の藤井恵さんが考案した、減塩でも食べごたえ満点のご飯や麺の一品料理レシピを紹介します。
塩分控えめなのにピリ辛濃厚な肉みそ
汁なし担々麺の味の決め手となるのはなんといっても肉みそ。濃厚な味わいにしようとするとつい塩分過多になってしまいがちですが、人気料理家・藤井恵さんのレシピはそんな心配はなし。箸が止まらないおいしさです。
●汁なし担々麺
すべての画像を見る(全2枚)ピリッと辛い肉みそは麺との相性抜群! 汁がない分、味つけを集中できるのもメリットです。
【材料(2人分)】
- 豚ひき肉(モモ) 150g
- 酒 大さじ1
- 赤唐辛子(小口切り) 2~3本
- 塩分不使用うどん(乾麺) 180g
- 水 1/2カップ
- A[練り白ゴマ大さじ2 みそ、酢各大さじ1]
- B[ニンニク、ショウガ(各すりおろす)各1かけ]
- 万能ネギ(小口切り) 4本
- 粉山椒 小さじ1/3~1
- ラー油 小さじ1/2
【つくり方】
(1) ひき肉は酒をふり混ぜる。赤唐辛子はぬるま湯に浸して戻し、水気をふく。うどんは表示どおりにゆで、ザルに上げて水気をきる。
(2) フライパンに(1)のひき肉、赤唐辛子を入れて中火にかけ、炒りつける。肉がパラパラになったら分量の水を注ぎ、煮立ったら弱火で(2)~(3)分煮る。
(3) Aを混ぜ合わせ、(2)の煮汁を加えて溶きのばして(2)のフライパンに戻し入れ、Bを加えてひと煮する。
(4) 器に(1)のうどんを盛って(3)をかける。万能ネギを散らして粉山椒、ラー油をかける。
【減塩ポイント】
仕上げに万能ネギ、粉山椒、ラー油のトリオでパンチをつけると、肉みそのみその量は少なめでも満足できる味になる。
[1人分465kcal、塩分1.1g]
藤井恵さんの『適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ』(扶桑社刊)が発売中。余分な塩分をカットした“適塩"のレシピがだれでも簡単においしくつくれる一冊です。