いつまでも元気で楽しく過ごすために、食事でとる塩分は気にしたいもの。料理家の藤井恵さんが考案した、減塩でも食べごたえ満点のご飯や麺の一品料理レシピを紹介します。

カレーうどん
スープを飲みきっても罪悪感はゼロです
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スープも飲み干してもOKな減塩カレーうどん

牛乳をプラスしたまろやかな味わいのカレーうどん。汁まで全部飲みきっても塩分過多にならないのもうれしい! 野菜もたっぷりでヘルシーです。

●和風ミルクカレーうどん

材料(2人分)

  • 豚バラ肉(しゃぶしゃぶ用) 100g
  • コショウ 少し
  • タマネギ 1/4個
  • ニンジン 1/3本
  • チンゲン菜 1株
  • 塩分不使用うどん(冷凍) 1袋(200g)
  • ごま油 小さじ2
  • だし汁 1と1/2カップ
  • A[みりん 大さじ1、しょうゆ 小さじ1、塩 小さじ1/4]
  • B[牛乳 1カップ、カレー粉、片栗粉 各大さじ1]
  • ワケギ(小口切り) 2本
  • ショウガ(すりおろす) 1かけ

【つくり方】

(1) 豚肉は3~4cm長さに切り、コショウをふる。タマネギは1cm幅のくし形に切る。ニンジン、チンゲン菜は短冊切りにする。うどんは表示どおりにゆで、ザルに上げて水気をきる。

(2) 鍋にゴマ油を強火で熱し、(1)の豚肉を炒める。こんがりとした焼き色がついたら中火にし、(1)のタマネギ、ニンジン、チンゲン菜を加えて炒め、全体に油が回ったらだし汁を注ぎ、煮立ったら弱めの中火で4~5分煮、Aで調味する。合わせたBを加えて混ぜながら煮立てる

(3) (2)に(1)のうどんを加え、再び煮立ったら火を止める。器に盛り、ワケギ、ショウガをのせる。

【減塩ポイント】

カレーうどんをつくるコツ
とろみがあるだけでおいしさがアップ!

カレー粉と片栗粉を混ぜた牛乳で味をととのえると、香りととろみがついて塩分に頼らなくてもおいしく仕上がる

[1人分281kcal、塩分1.5g]

 

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

藤井恵さんの『適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ』(扶桑社刊)が発売中。余分な塩分をカットした“適塩"のレシピがだれでも簡単においしくつくれる一冊です。

適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ (扶桑社ムック)

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