いつまでも元気で楽しく過ごすために、食事でとる塩分は気にしたいもの。料理家の藤井恵さんが考案した、減塩でもしっかりおいしい「おかゆ」のレシピを紹介します。ポイントはもち米をブレンドすることです。

かぶのおかゆ
カブの葉がよい彩りに
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おいしくてお腹にやさしいおかゆレシピ

体調を崩したときやお腹の調子がすぐれないときは、消化がよい食事をとりたいですよね。そんなときのために覚えておきたいのが人気料理家・藤井恵さんのおかゆのレシピ。優しい味わいと食感に心もカラダも癒されます。

●カブの豆乳がゆ

甘くてとろとろで、体もホッと癒やされるおいしさ。豆乳仕立てにすると塩分をひかえても薄味に感じません

材料(2人分)

  • カブ 3個
  • カブの葉 50g
  • 米、もち米 各1/4カップ
  • サラダ油 大さじ1/2
  • 水 2カップ
  • 豆乳(成分無調整) 1カップ
  • 塩 小さじ1/4

【つくり方】

(1) 米、もち米は合わせて洗い、たっぷりの水に30分浸して水気をきる。カブは1.5cm角に切る。カブの葉は熱湯でゆで、水気を絞って小口切りにする。

(2) 鍋にサラダ油を中火で熱し、(1)の米、もち米を入れ、全体に油がしっかり回ってあつあつになるまでよく炒める。分量の水、(1)のカブを加え、煮立ったらフタをし、ときどき混ぜながら弱火で30分煮る。

(3) (2)に豆乳、塩を加えてひと煮立ちさせる。器に盛り、(1)のカブの葉を散らす。

【減塩ポイント】

お米を炒める
おいしさのためにちょっとひと手間

米は、うるち米にうま味の強いもち米をブレンドして使用。最初に鍋にはりつくくらいまでよく炒めておくと、うま味と甘味がさらにアップして、無理なく塩分量を減らせます。

[1人分237kcal、塩分0.7g]

 

おかずをつくりおきする際は、清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう

計量単位は1カップ=200ml、大さじ1=15ml、小さじ1=5ml、1合=180mlです

藤井恵さんの『適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ』(扶桑社刊)は、余分な塩分をカットした“適塩”のレシピがだれでも簡単においしくつくれる一冊です。

適塩でごはん革命 塩分ひかえめでもとびきりおいしいレシピ (扶桑社ムック)

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