カフェ風のおしゃれなワンプレートごはんがインスタグラムで話題のmemiさん。しかし、食費はなんと3人家族で月2万5000円以内と言います。

著書である『memiの1か月食費2万円! 節約ワンプレートごはん』(永岡書店刊)から、その秘訣とレシピを教えてもらいました。

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節約は楽しむほうがうまくいく!memiさんのコツ

料理
memiさん流節約術
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子どもがよく食べるようになったり、食材高騰などで年々やりくりが厳しくなるなか、memiさんはつねに家計を見直し、無理のない方法で節約術を更新しています。

「節約をはじめたばかりの頃はただ苦しいだけでしたが、あるとき『お金がなければ工夫すればいい!』『節約を忘れるくらい、華やかなごはんをつくってみよう!』という心境になって、ワンプレートにしたり、ポイ活を励むようになりました。うまくやりくりできたり、安い食材でつくったごはんが家族に喜ばれると達成感で胸がいっぱい!  節約は楽しいもの。楽しむもの。そう思うことが、食費節約を続けるいちばん大切なことだと感じています」
そんなmemiさんに食費節約のポイントを4つ教えてもらいました。

●ポイント1:食費予算は週単位の袋分けがベスト!

お金

お金をかけずに楽しく節約する秘密は、1週間単位の予算組みがポイントといいます。
「予算の25000円は5週に分け、週5000円で収まるように買い物や献立を考えています。この5000円を入れるお財布は、透明なファスナー袋。残金が目に見えてわかると「今週いくら使えるか」「このお金であと〇日」と意識できるので、使いすぎが防げるんです」

●ポイント2:食費と日用品費は合わせて考える

家計簿

以前は食費、日用品費、レジャー費など細かく費目を立ててやりくりしていましたが、家計簿つけに挫折。現在はこの4つの費目をまとめて「やりくり費」として計上しています。
「食費だけできっちり守るより、ほかの費目と合わせたほうが気分的にラク。家計簿をつけるときも、費目の明細は書かずにレシートの合計金額だけなので簡単です」
やりくり費としての予算は5万円。余ったお金は「お楽しみ費」として、疲れたときにお総菜を買ったり、外食したり、有意義に使っています。