50代になると、年齢を重ねたり子どもの成長もあって、いつの間にか身動きがとりづらくなっていることはありませんか? そんなときこそ、暮らしを整えて、すっきり「身軽」な自分を手に入れるチャンス。今回は、50代で90平米の小さな家を建て、苦手な家事や不要なものを手放して自分らしい毎日を手に入れた暮らしの達人、Kさんの“身軽ヒストリー”を紹介します。
ものを捨てたら変わった!2つのこと
落ち着ける家を手に入れただけでなく、行動や考え方まで相乗効果がたくさんあったKさん。ものを減らした結果、気持ちも家も風通しがよくなりました。
●家事をシェアできるようになった!
すべての画像を見る(全5枚)どこになにがあるかわかりやすくなったことで、家族が積極的に家事に参加。「掃除や料理、犬の世話などが分担できるように」
●家に好きな空間ができて居心地がよくなった
玄関の靴箱の上に花を飾るスペースを確保。「花を飾る生活が理想でしたが、以前は場所がなくて。ようやくその夢がかないました」
Kさんの“身軽になるまで”ヒストリー
転勤族のKさん家族が身軽になるまでは、試行錯誤の連続でした。
・20代:結婚後は社宅へ。その後転勤を繰り返す
新婚時に入居した3LDKから、1年ほどで3DKの社宅に引っ越し。長男誕生でものが増えたものの、収納場所が多かったので苦労はなし。
2LDKマンションへ引っ越し
二男誕生をきっかけに、社宅の2LDKのデザイナーズマンションへ。広めのリビングは小さな子どもを育てるのに好環境で満足。
・30代:家をサイズダウンしたことでものを減らし始める
子どもが増え、子育てグッズやオモチャも激増。デザイナーズマンションは収納が少なく、ひと部屋が物置状態になり、ものを減らすことに。
・40代:収納が多い4DKに移りリバウンドする
何度か転勤を繰り返し、4DKの社宅に。がんばってものを減らしたにもかかわらず、家が広くなるとまたものが増え始める。
家を購入しミニマル化に成功!
50歳で注文住宅を新築。あえて90平米の小さな家にしたことで、増えすぎたものをいさぎよく減らして理想の家づくりを実践。
・53歳! ものを増やさずに身軽に暮らせるように