2階の吹き抜けの手すりで、布団やシーツを干し放題
すべての画像を見る(全10枚)ガラリと話題を変えて、家事の視点で吹き抜けについて語っていきましょう。じつはわが家、東側と西側の吹き抜けの手すりに、これでもかというくらい布団やシーツを干しています。
残念ながら、布団に太陽の陽が直接当たることはほとんどありません。しかし、天候に左右されず、どんな日にも干すことができる布団干しの場所があるのはうれしいですね。
こちらは、西側の吹き抜け手すりの様子。シーツを洗った際は、手すりに干しつつ、サーキュレーターで空気を回せば、乾燥を早めることができます。
家族とのつながりというメリットもあればデメリットも
吹き抜けがあることには、デメリットもあります。
実際わが家でも、吹き抜けを通して、音や食べ物のにおいが、1階と2階に広がってきます。しかもわが家の場合は吹き抜けが2つあるので、いっそう、この現象が起こりやすいです。
もっとも、においについては、筆者はそれほど気になっていません。ただ、これは住む家の条件や住んでいる人の性格によっても、意見が異なるでしょう。
音に関しては、割り切ることにしています。1階にいながら2階の子どもとも会話ができ、ご飯ができたら2階まで呼びに行かずともコミュニケーションがとれる。この点で、まあ、よしとしようかと。
親としては、2階で子どもがなにをしているか様子がわかるのはメリットです。思春期の子どもにとっては、デメリットでしょうが(笑)。
ただ、夜に稼働する食洗機の音や洗濯機の音が、2階まで筒抜けになるのは気になります。共働きだと、夜に家事をするということも多いでしょう。音に敏感な方は、吹き抜けの導入を避けた方がいいかもしれません。
また、当然と言えば当然ですが、2階を吹き抜けスペースにすることで、2階のスペースはその分、圧迫されます。
以上、吹き抜けのある家に半年ほど暮らして感じたことを語ってみました。これから家を建てる方のなにかひとつでも役に立てば幸いです。