傷んだ髪は、それだけで老けて見えてしまうもの。そこで、健康的な髪を保つドライヤーの仕方を、ヘアケアリストの余慶尚美さんに教えてもらいました。
摩擦と熱ダメージを最小限に<ドライヤー>
洗った髪を濡れたまま放っておくと、髪が傷むだけでなく、雑菌が増える一因に。ダメージを最小限に抑えながら、素早く効率的に頭皮と髪をしっかり乾かしましょう!
●NG習慣:タオルで髪をゴシゴシふく!
すべての画像を見る(全10枚)正解ケア:髪をタオルではさんでふく
可能なら髪専用のふわふわタオルを用意して。
「髪をタオルで優しくはさんで水気をとりましょう。濡れた髪は傷みやすいから、こすらないで。水がしたたらなくなる程度で大丈夫」
タオル選びPoint
ごわごわタオルは髪への摩擦も大。タオルは肌に当てて気持ちがよく、吸水性の高いふわふわのものを選んで。
●NG習慣:濡れ髪をくるっとまとめる
正解ケア:タオルで包む
お風呂上がりに髪をゴムで結ぶと、その部分がこすれてダメージに。
「スキンケアをする間や、すぐにドライヤーをかけられないときは、タオルでふわっと髪を包んでおきましょう」
●NG習慣:タオルドライのあとすぐにドライヤーで乾かす
正解ケア:コームでとかしてからドライヤーを
タオルドライのあとは、目の粗いコームで軽く1回髪をとかすのがポイント。なお大人世代の髪は、ヘアオイルをつけるならこのタイミングで。「乾かしムラを防ぎながら、ヘアオイルがまんべんなく行き渡ります」
コーム選びPoint
摩擦にもっとも弱い濡れた髪をとかすときは、目の粗いコームを使って。100円ショップでも購入できます。