冬物衣類は、おうちクリーニングできれいにしてからしまいましょう。衣替えをするときに知っておきたい冬物クリーニングの基本を、家事えもんこと松橋周太呂さんにえてもらいました。

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家にもあるもの&100円グッズだけで冬物衣類が洗える!

松橋周太呂さん
グッズ活用のちょいワザで冬物洗いが家で本格的に
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冬の間に活躍した大切な衣類は、きれいに洗って保管すれば、翌冬もいい状態で着られます。

「とはいえ、ニットやダウンはデリケートな素材も多いので、家で洗濯するときには必ず表示を確認し、生地を傷めないよう注意しましょう。家にあるものや100円グッズをうまく活用すれば、クリーニングに出さなくてもきれいになり、節約にもなりますよ」と家事えもんさん。意外な“お助け道具”を活用して、冬物衣類を楽しくスッキリ洗いましょう!

まずはチェック「冬物クリーニングの基本」

冬物クリーニングを実践する前に、この3つをチェックして。

●この2つの絵表示があれば家で洗ってOK!

まずは洋服の裏側についている洗濯表示をチェック。いろいろなマークがありますが、チェックしたいのは「洗いオケ」のマーク。手洗いができるものか、洗濯機で洗えるものなら、自宅で洗えます。

洗濯機で洗える

洗濯機で洗える表示

洗濯機で洗えます。数字は液温の上限を表し、40なら40°C以下。下線がなければ標準洗い、1本なら弱い水流、2本なら非常に弱い水流で洗えます。

手洗いできる

手洗いできる表示

液温は40℃を上限とし、手洗いができます。洗濯機で洗うことは避けてください。今回ご紹介する洗い方は、このマークがついているものを想定しています。

●洗濯前に準備するもの5つ

冬物洗いに必要な洗剤や道具をご紹介。最低限これらのものを準備すれば、ニットやダウンを傷めずに洗えます。

(1) 柔軟剤

柔軟剤

ニットやダウンの風合いを保つだけでなく、静電気予防にも効果的。

(2) スポンジ

スポンジ

スポンジで洗剤を泡立てると、汚れが効率よく落ちやすくなります。

(3) 歯ブラシ

歯ブラシ

専用の洗濯ブラシがなくても、黒ずみなどの部分洗いに使えます。

(4) おしゃれ着用中性洗剤

おしゃれ着用中性洗剤

デリケートな冬物衣類には、おしゃれ着洗い用の中性洗剤を使用。

(5) 洗濯ネット

洗濯ネット

ニットの形崩れ防止に。たたんで入れて、ぴったりになるのが理想。