心が豊かになる、丁寧な暮らし。憧れるけれど、それなりに手間はかかるものです。「家事はできるだけラクにこなすことが第一」と話す整理収納コンサルタント須藤昌子さんの、ラクするための家事コツをご紹介します。
愛用まな板をフル活用することが、ラク家事につながる
家族3人暮らしの須藤さん。ものを多く持たず、今あるものを生かしながら身軽に暮らしたいという思いがあります。
「もちろん、家事はラクで手間をかけないことを最優先。ものが増えるとお手入れの手間がかかってしまうので、ラク家事と持たない暮らしはつながっているんです」
須藤さんが持っているまな板は1枚だけ。天然木オリーブウッドのハンドメイドカッティングボードです。ほかのまな板は暮らしのなかで削ぎ落としてきました。
「これ1枚と包丁があれば、たいていのことはできてしまいます。便利! とうたわれている調理アイテムも不要。大切に長く使うために、生肉や魚の下ごしらえをするときは使い捨てシートを被せています」
すべての画像を見る(全4枚)まな板シートとして使っているのは、カインズのキッチン楽カジシートです。
「以前はラップフィルムを敷いていましたが、すぐズレてしまいストレスを感じることも。でもこのシートはある程度厚みがあってズレにくく、まな板のサイズにもぴったりです」
須藤さんは、このやり方を導入しているおかげで、まな板の複数もちをせずにすんでいるといいます。