●3:使いやすく取り出しやすい収納をつくる

分類がしっかりできたところで、次の段階は収納です。
収納は取り出しやすく、戻しやすい仕組みができていないと、あっという間にリバウンドしてしまいます。やっとの思いで整理をして収納してみたものの、取り出しにくくて戻しにくいのは、きれいな状態をキープしにくくなります。

しっかり分類し、持っているすべての量を把握できるからこそ、使いやすく取り出しやすい収納の仕組みをつくることができます。
収納したい場所の大きさと、ものの量を考えながら、ボックスを使って立てて収納したり、さっと取り出せる仕組みをつくっていきます。

鍋やフライパン
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たくさんの鍋やフライパンを持っていると、「処分しなくてはいけないのでしょうか?」と聞かれることが多いです。

使わない調理器具は手放す対象となりますが、使うのであれば無理に捨てる必要はありません。収納の仕組みをつくって、収納力を上げる方法を考えましょう。

また、使用頻度別に分類をして、1軍調理器具・2軍調理器具…のような分類方法にして、収納場所を変えるのもおすすめです。

こちらは失敗からの改善例。

【Before】
【Before】

ボックスを使って、棚に収納しました。ボックスが扉の蝶番に引っかかったり、ボックスの中身の量が多すぎて取り出しにくかったりすると、リバウンドの原因になってしまいます。

【After】
【After】

棚板の間隔を丁度よく調節。収納グッズの大きさは収納する棚のサイズの合うものを選びます。

<使用アイテム>
・キャン★ドゥ トリムバスケット スリム・ワイド ¥100(税込)

 

●3つのポイントを押さえて片づけを成功させる!

片づけをやみくもにスタートさせると、結果が出せずに終わってしまうことにもなりかねません。

・部屋の目的を考える
・収納するべきものを同じカテゴリーに分類して、まとめる
・使いやすい収納の仕組みをつくる

以上の3つのポイントを押さえながら片づけを進めると、片づけを楽しんでいただけると思います。ぜひ片づけの際に試してみてくださいね。

 

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