年を重ねるごとに、ライフスタイルは変わっていくもの。50代になり暮らし方が変わりより楽しくなったという、整理収納アドバイザーの大木聖美さんに、1日の時間割を教えてもらいました。

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50代になって体と心の疲れを最小限にするように

52歳の大木聖美さんは、長男が成人し、以前とは暮らし方が変わってきたと話します。

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50代になり暮らしが変化したという大木聖美さん
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「40代の頃は、あるものを上手に収納したり、やるべき家事をラクにする工夫が、暮らしの豊かさにつながりました。50代の今は、子育ては一段落。これまで当たり前にしていたことも、やる必要がなくなっていたり、年齢を重ねて続けるのがしんどくなっていたりすることに気づきました」

 

●肩の力を抜き、マイペースで楽しむ余裕を

そこで、暮らしを見直し、よりシンプルに削ぎ落とすことに。

「たとえば、外出時のつくりおきをやめて各自にまかせたり、調味料のつめ替えをやめたんですが、なにも困らなかったんですよね」

一方で、暮らしをシンプルにしたことで、気持ちも体もラクになり、これまでできなかったことに挑戦する余裕もできたそう。

「気になっていたセイロを使ってみたら、時短につながるなど、気づきも多いんです。これまで以上に自分のペースを大切にしながら、毎日を楽しみたいですね」

大木さんの暮らしヒストリー

大木さんの40代・50代の暮らしの変化を聞きました。

●40代:収納は隙間なく!工夫とアイデアで乗りきる

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仕事に子育てに、日々たくさんのやるべきことがあるので、それをいかに乗りきるかが最大の関心事。ラクにこなすための工夫や、効率的な収納で暮らしを豊かに。

●50代:行動も考え方もムダを削ぎ落としてよりシンプルに

子育てが一段落し、これまで当然と思っていたことを削ぎ落としてシンプルにしたら、肩の力を抜けるように。その分これまでできなかったことに挑戦する余裕も。