家事や仕事、育児などで忙しい日々。好きなことをする時間は、自分でつくらなければ「ゼロ」になってしまいます。整理収納に詳しいブロガーのフネさんがご自身の体験を教えてくれました。

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「自分時間」「自分の場所」におこもりするコツ

「なにかの作業をしたいときに、家の中ではなかなか集中ができない…」そんなことはありませんか? 私も子どもたちに話しかけられたり、おなかがすいて席を立ったり、目についた家事をしてしまったりと、なかなか集中できません。
今日帰宅したら絶対これをやろうと思っていたのに、気がつくと夜10時に…。いつもそんな感じです。

今回は、そんな私が「自分時間をキープする方法」についてやっていることをお伝えします。

 

●1:最初に「自分時間の枠」を取ってしまう

自分時間
「自分時間」をつくるコツは?
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たとえば読書したいと思っている場合。簡単な時間の枠をつくり、「◯時から◯時までは読書をするためだけの時間」とあらかじめ決めてしまいます。

毎日でなくてもいいし、時刻ぴったりにスタートできなくてもいいんです。
「帰宅後すぐから1時間」
「水曜日の夜10時からの1時間」
のように、自分のやりたいことだけをする「時間の枠」を一週間の中で決めます。
なにがなんでもその時間は死守する、という覚悟が必要。

家族にも公言しましょう。「今日は10時から読書タイムなのでね、なにかあればそれまでに言ってね。それ以降受けつけません!」というように。それまでに家のことは終わらせるモチベーションにもなります。

 

●2:「自分の場所」を確保する

自分の場所

次に、「自分時間」でやりたいことをする場所を決めます。
リビングは難易度が高いです。私の場合、リビングにいるとちょっとお腹がすくとすぐに立ち上がり、キッチンに向かってしまうからです。
また、だれかが帰宅するたびに会話して中断しますし、宅急便が来ると対応しますよね。

このようにリビングはいろんなものが近くにあって、みんなが集う場所ですので、短い時間集中したいときにはちょっと不向きです。

なるべく家族から見えない場所がいいですが、そういう場所がないなら、リビングに背を向けて壁側を向きましょう。見えるといろいろと気になってしまいますから。

「資格の勉強をする」「趣味のハンドメイドに取り組む」などしたいことによりますが、テーブルや専用スペースがあると、「自分時間モード」にスイッチできます。

 

●3:もっと集中したいなら「音」を遮断

「音」を遮断

家族の協力もいるのですが、できればイヤホンのノイズキャンセリングなどで音を遮断しましょう。集中力を下げるのは、家族の会話やテレビの音です。

「カフェなどの雑音はかえって集中できるのになぜ?」と思いますが、カフェではだれかがあなたに話しかけたり邪魔をしてきたりすることはないからです。カフェの雑音は「自分には関係ない音」なので安心して作業できるのです。

家族の音はそうはいきません。いつ話しかけられるかわからないということ自体が集中力を妨げます。
というわけで、家族の気になる音を遮断して、雨の音のBGMでも聞きましょう。