●家族のものが片づく3つの考え方
(1) 片づけが得意な人こそ理解して寄り添ってあげよう
「片づけ脳」の能力は人それぞれ。家の中の心地よさは、人によって大きく差があります。片づけ上手な人の「こうあってほしい」という基準が、家族には高すぎていたりすることも…。基準は急には合わせられません! 私やあなたにも片づけられない時代があったはず。片づけ道の数歩先を歩いている我々が優しく寄り添い、側で見せていくしかない!
(2) 1人暮らしじゃない限り、家全体は家族のものと割りきる!
日々のストレスをなるべくためないため、家の中に癒しの空間をつくりましょう。あなただけの聖域が必要です!
一部分だけ、「ここだけは誰にもじゃまされない」「だれも汚してはならない」「ものを持ち込んではいけない」場所であることを家族に宣言し、自分だけのテリトリーをつくります。家族の同線とかぶらず、頻繁に目にする場所がおすすめです。
(3) 片づけは周りの人を巻き込む不思議な力をもっています!
片づけをがんばっていると、片づけや収納方法を工夫して、家族にもかんばらせようとつい奮闘しがち。ですが、片づけをやってもらうより、すばらしさを見せて行くしかない!押しつけではなく、「片づけたら気持ちも心地もいい」と体感してもらうのがいちばん。
また、機嫌がよくなったり、オシャレが楽しくなったり、新たな目標を持てたりなど、片づけで変わった自分を見せていきましょう。他人は変えられないけど、自分の変わった姿は見せられる! 片づけができるあなたならきっとできますよ!
●今月のノラさん
すべての画像を見る(全4枚)節分は、娘にはセールで買った赤いワンピースに、母がつくった赤鬼を着せました。赤いワンピースはクリスマスも使いまわす予定!
口紅の整理方法。フタをあけなくても、何色かがわかります。メイクさんの真似してみました!
ただいま、平野ノラさんに解決してもらいたい、片づけのお悩みを募集中です。ご応募いただいたお悩みは、今後の連載で解決させていただきます。ぜひご応募ください!