あなたの何気ない言葉が、子どもの心を傷つけているかも!ものだって人と同じ。お別れの仕方にはきちんとした手順を踏まえて!整え方アドバイザーとして、暮らしの上手な回し方を教える阪口ゆうこさんに、子どものものを整理するときに絶対やってはいけないことを教えてもらいました

子どもの持ち物にイライラしたことありませんか?

子どもの持ち物
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 「これ、もう要らなくない?」「これ、なんでいつまでも持ってるの?」

 子に言うてませんか?

 今、ドキッとした方、けっこうな人数になるかと思います。親から見たら捨て対象だとしても、子にとっては超重要なものがある、ということを忘れてはいけません。ものに対しての思いは十人十色。親子といえど勝手に捨てるはルール違反!

ライナスの毛布って知ってる?

ライナスの毛布

 赤ちゃんの頃からタオルを手ばなさないとか、ひとつのぬいぐるみに執着しているとか、特定のなにかを四六時中触ったり抱いたりしてたらクタクタになっちゃってて、親としてはもういいかげん捨てたい~!みたいな。

 でも、それって「ライナスの毛布」じゃない?

 ライナスとは、スヌーピーで有名な漫画『ピーナッツ』に出てくる、指しゃぶりをした少年。彼が、いつも毛布を手ばなさないことから名づけられ、「安心毛布」とも呼ばれます。要は、ブランケットやタオルのようにひとつのものに執着し、持ち歩いたり肌身離さず持つことで安心感を得る現象のこと。母親のような大きな存在をものに置き換えているのだそうです。