●(4) もの別に数を限定する
「たくさんあれば安心できる」というのは、ものがなかった昭和世代に生きた親から受け継がれた概念ではないでしょうか。私は、冬のセーターは4枚、夏のTシャツは3枚。デニムは3本もあれば十分。下着は5セット、靴下は4足。収納スペースに合わせて数を限定しています。
わが家はパントリーがないので、洗剤や調味料などもストックは置いていません。なくなる少し前に購入するようにしています。万が一うっかり切らしてしまっても、コンビニに走ればすむことです。食器用洗剤などは固形石鹸でも間に合いますから、焦る必要もありません。
これじゃないといけない、という思い込みを捨てることで、ものに対する執着心も薄れ、少ないもので何とかしようという知恵と工夫が生まれます。
●(5) なんとなく100円均一ショップへ行かない
すべての画像を見る(全3枚)以前、100円ショップにハマっていました。100円ですばらしいアイデア商品があふれかえっていますよね。私はゆで卵の殻をキレイにむくことが苦手だったのですが、100均で卵の底に小さな穴をあけてゆでると、つるりんと剥けるという穴あき器を購入。本当に優れものでしたが、穴をあけるのなら包丁の角でできることに気づいちゃったのです。
あれば便利、なくてもどうにかなる、というものをどんどん買っていたと反省。なにかおもしろいものはないかな~と100円ショップに行く習慣を手放しました。
以上、家にものをあふれさせないための5つのポイントをお伝えしました。
私の人生のテーマはシンプル&スマートに生きることです。つまり身軽に生きたいと思っています。それにはできるだけものを持たないこと、選択肢を少なくすることです。
どう生きるか、なにを大切にしていきるかを決めれば、ものに対する執着心や持たないことへの不安は薄れていくのではないでしょうか。