客間はつくらず来客時にはこの場所を活用

小上がりの和室の戸を閉じたところ
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筆者の家には客間がありません。滅多に人が泊まりに来ることはないので、客間をつくりませんでした。ただ年に1度程度は来る可能性もあるので、小上がり和室に引き戸をつけて部屋として仕切れるようにしておきました。

今は子どもがまだ子ども部屋を使っていないので、友人が来た際には、子ども部屋を利用してもらう予定です。しかし、子どもが大きくなって自分で部屋を利用するようになれば、小上がり和室を客間として使用することになるでしょう。

コロナ禍もあり、この2年間、友人が泊まりで来ることはありません、それ以外にも客間として利用したこともゼロ。わが家では客間をつくらなかったのは、正解だったと思っています。

想定していませんでしたが、子どもの具合が悪くなったときに、休ませる場所としても役立っています。リビングに近いこの和室で寝かせつけていれば、親は見守りやすいですし、子も安心します。リビングに隣接しているからこそのメリットです。

 

まぶしいスポットライトは、ちょっと後悔

小上がりの和室の照明

毎日利用して満足している小上がり和室ですが、後悔しているポイントも。それは照明です。

小上がり和室の照明はスポットライトにしました。しかし、たまに畳で寝転びたいと思い、上を向いて横になると、これがまぶしいのです。通常の照明をつけられるように引っかけシーリングにすればよかったと思っています。そうすれば、まぶしいということはなかったはず。

また、照明一体型のプロジェクターを設置してもよかったかもしれません。壁に投影して映画を観ることもでき、子どもたちにとってますます楽しい場所になったのにと思います。

和室をなんとなくつくるのはよくないとは思いますが、住んでからどのように使うかを、ある程度を決めてつくると、満足度は高くなりそうです。とくにリビング隣接の小上がり和室は、さまざまな使い方ができる場所。家づくりの参考になれば幸いです。

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