家づくりで和室をつくるかは、だれもが悩むポイント。2年前に地元工務店で家を建てた日刊住まいライターは、リビングの隣に小上がりの和室をつくりました。この間取りにしたことで、リビングはオモチャが散らかることなくスッキリ。さらに、書斎スペースに使いたいと設置したカウンターがテレワークの場所として大活躍。イザとなれば客間としても使える仕掛けも!

小上がりの和室
リビングの隣につくった、小上がりの和室が、コロナ禍のテレワークにも活躍!
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悩んだ末、リビングの隣に小上がり和室をつくることに

小上がりの和室の位置

筆者は夫婦と、9歳と6歳の2人の息子の4人家族です。2年前に子どもとのびのび暮らせるよう、地元の工務店で家を建てました。その際、悩んだのが和室です。

最終的にひとつは欲しいと、リビングに面した小上がり和室をつくることを決定。この場所につくったのは、まだ小さい子どもたちのことを考えてのこと。リビングから見えるところで、遊ばせられるスペースとして活用したいと思ったからです。

また、書斎スペースとしても使えるように、パソコン作業用にカウンターもつくりました。

 

小上がりがあるからリビングにオモチャが散らからない

オモチャが散らかる小上がりの和室

小上がり和室の広さは240×250㎝(約3畳半)。暮らし始めると、当初考えていたとおり、子どもの遊び場として重宝しています。この家を建てる前に住んでいた家では、リビングで遊んでいたのでオモチャが散乱していました。

一方、新居には小上がり和室があるため、そこで遊んでくれるので、リビングはきれいなまま過ごすことができます。

 

下の部分を収納に

遊び場所としての使い方がメインになると想定していたので、オモチャを収納できるように、小上がりには床下収納を設置。ただし、これではオモチャの収納にはたりないので、やはり畳の上にオモチャが散乱している状態となります。

 

ニトリの収納棚

和室もある程度きれいにしてほしいので、ニトリの収納棚を購入しました。子どものやることなので、毎日はきれいにしてくれませんが、そこは割りきっています。この収納棚のおかげで、筆者のストレスも多少減りました。

 

カウンターはテレワークにも利用

カウンターにパソコン類が並ぶ

筆者の自宅には書斎がありません。そのため、パソコン作業用の場所としてカウンターを設置しました。窓台をそのまま大きくしてカウンターとして、コンセントを左右両方と左側には足元にも設置しています。

家が完成したのち、コロナが流行したため、カウンターはテレワークでも利用しています。横幅240㎝、奥行き40~50㎝(窓台部分は50㎝ある)のカウンターなので、仕事用の書類、パソコン、モニターを出しても十分なスペース。

電源も多くつけておいたので、不自由なく利用できている状態。想定していた趣味のパソコン利用よりも頻度が多くなっています。

ちなみにカウンターの下は掘り込んであります。深さはイスに座ったときとほぼ同じ、座ってちょうど足がつく40㎝に。奥行きは50㎝あるので、筆者が使っていないときは、子どもたちの遊び場になっています。

 

カウンター回りには書類やパソコンの収納スペースも充実

つり戸棚

カウンターの上部には、つり戸棚(高さ45cm、幅240cm、奥行き37㎝)があります。さまざまな書類を保管しておく場所として利用。基本的に筆者の仕事関連のものは、ここに収納しているので、出し入れがラク。管理も簡単です。

 

カウンターの下にTOWERのラックを設置

カウンターの下には、あとづけで山崎実業のTOWERのラックを設置しており、使用しないときはここにパソコンを収納できるようになっています。