クリスマス直前です! 日本とフランスのクリスマス事情はどう違う? クリスマスの時期にフランスの街中で売られるものとは? フランス生活文化研究・翻訳者のペレ信子さんが教えてくれました。
すべての画像を見る(全4枚)簡単でシックなフランス流のクリスマスの楽しみ方
待ちに待った1年に1度の魔法にかけられたようなクリスマスタイムがやって来ます。忙しい師走ですが、すてきな時間を過ごしたいですよね。
大げさにならずに、簡単でシックにクリスマスを楽しむフランス流の方法とは?
●クリスマスはもともと光のお祭りです。家の中でもイルミネーションを
クリスマスと言えば、イエス・キリストの誕生を祝う日。と繰り返されて聞かされてきたので、キリスト教のお祭りだということはみんな知っています。
ですが、もともとまだヨーロッパにキリスト教が浸透する前に、「冬至祭」というお祭りがありました。冬至祭とは、だんだん日が短くなっていくこの季節、昔の人は太陽が消えてなくなってしまうのではないかと心配して、太陽が戻ってきてくれるように祈るお祭りだったそう。
現代は街のイルミネーションが美しいですが、家の中にもイルミネーションをして光を楽しんでみましょう。うちではフェアリーライトを階段の手すりに巻いています。フランスでも間接照明でフェアリーライトを使っている家はたくさんあります。
●普段のペンダントライトをこの時期だけ星型にしてみる
部屋でペンダントライトを使っている家では、普段のペンダントライトの代わりにこの時期は星型の照明に変えてみませんか?
この形の照明はイケアなど、雑貨店で手に入ります。大きくてカットされた部分から漏れる光が美しいのですが、紙製で折りたためるので、クリスマスが終わったらパタパタと畳んで平らにしてしまえば収納に困りません。うちでは本棚の後ろの壁との間に挟み込むようにして収納しています。
普通のペンダントライトに比べると少し暗いかもしれませんが、この時期はこの間接的な明るさを楽しむのもよいものです。