30代夫婦・小学生の子どもが2人いる家庭では、どの程度の支出バランスが理想なのでしょうか? ファイナンシャルプランナー・畠中雅子さんは、今すぐに"マネープラン”を立てて、コツコツと貯蓄していくことが大切と言います。詳しく教えてもらいました。

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30代子育て世帯は、未来のためのコツコツ期!

30代理想の収支バランス
30代理想の収支バランス:夫(会社員)、妻(専業主婦またはパートタイム)、小学生の子ども2人の場合
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30代は子どもがまだ小さく、教育費の負担が少ない年代。

「この時期を逃すと貯蓄が難しくなるので、学資保険や先取り貯蓄でしっかり貯めて」

また、マイホームを購入する人は、無理なローンは禁物。

「返済で貯蓄できなくなると、教育資金や老後資金が不足してしまうことにも。返済額は月収の25パーセント以内、最大でも30パーセント以内に抑えましょう」

将来の安心のために、おすすめはライフプランをつくること。

「いつどんなお金が必要か見とおせます。今の貯蓄ペースで大丈夫か、ダメなら家計のなにを見直すか、夫婦でよく話し合ってみて」

●教育費は30代が貯めどき!貯蓄は10パーセントをキープして

もっとも教育費がかからない小学生時代は、将来の教育費を貯める最大のチャンス!

「最低でも月収の10パーセントは貯めましょう。月収が30万円なら、学資保険料も含めて3万円は貯金を」

●いつの間にか増えがちな通信費は、定期的に見直しを

通信費は月収の6パーセント以内に。

「動画のサブスクやスマホ料金は定期的に見直して、不要なサービスは解約を。子どものスマホは家族割がある同じキャリアで、月1000~2000円以内に」