ローフードやスーパーフードの資格をもつ、モデルのAYUMIさんが、日々の食事や健康につながること、大好きなアウトドア、家族や友達と過ごす大切な時間など、暮らしにまつわることをつづります。今回は、今が旬の白菜を使った漬物のつくり方を教えてもらいました。

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米麹でつくる白菜の漬物

白菜漬物

畑をしている近くの野菜の産直店で、農家の方が漬物を樽で仕込んでいました。なんだか懐かしい~。

私は北海道の出身なのですが、叔母や母が冬になると樽で漬物を仕込んでいました。粕漬けやにしん漬けなど、手づくりのお漬物は毎年食べていましたよ。

東京は北海道と違い気温が高いからか、北海道のようなお漬物をつけている方はいませんでした。

でも、白菜が旬のこの季節は、関東では白菜を樽で仕込めるんですね。わが家には、手づくり酵素を仕込む用に漬物樽があるので、つくってみたくなりました。

白菜の樽

白菜を売っているおばあちゃんに、白菜の漬物のつくり方を聞いてきました。シンプルな塩漬けのお漬物なのですが、米麹も少し入れるそうです。これはおいしそう! と思い早速つくってみることにしました。

私は樽で多めに仕込みましたが、少ない量をジップロックでつくることもできるので、参考にしてみてくださいね。お塩は白菜の3%を目安に、あとはお好みの量でいいそうですよ。

●白菜の漬物

樽

【材料(つくりやすい分量)】

  • 白菜 3玉
  • 塩 200g(白菜の3%)
  • 昆布 15g
  • 唐辛子 4本
  • 米麹 90g
  • 柚子の皮(あれば) 適量

【つくり方】

(1) 白菜は大きさによって、6~8等分にする。

天日干し

(2) 半日ほど天日干しする。

(3) 塩は白菜の3%、唐辛子と昆布は細かく切る。塩と米麹を軽く合わせておく。

塩

(4) 白菜をなんとなく扇型に開くと、葉と葉の間に塩をまぶしやすくなる。塩は葉の根元の方をメインにまぶす。葉の方は手についた塩を全体にまぶす程度で大丈夫。

昆布

(5) 白菜の切り口を上にして並べて樽につけていく。芯の部分を1列ごとに逆の向きになるように並べる。1段並べるごとに、昆布、唐辛子、柚子の皮をパラリとかける。

(6) 重石を乗せる。2~3日で水分が出てきて、1週間ほどで食べられるように。

 

初めて樽でお漬物を仕込んでみました。白菜のおいしい季節に、手づくりのお漬物を食べたくて。ジップロックでも少量でつくれます。ぜひ参考にしてみてください。