ごちゃごちゃしていない引き出しは、それだけで毎日のプチストレスを軽減してくれます。
「ものが探しやすいストレスフリーな暮らしを目指すなら、引き出しの中も仕切りを使ってものを管理しましょう」というのは、ライフオーガナイザーの森下純子さん。
今回は、引き出しの中をすっきりと保つコツと、手軽で使いやすい紙袋収納のつくり方と、無印良品の便利な不織布ケースを紹介していただきました。
仕分けケースや紙袋を使って引出し収納を取り出しやすくするアイデア
●無印良品の「不織布仕切ケース」が便利!
無印良品の「高さが変えられる不織布仕切ケース」(大サイズ 税込990円)は、入れるものや収納ボックスに合わせて高さが調整できるので便利。
ハリがあるのにやわらかい素材でできているので、下着やTシャツなども傷めません。型崩れが心配な帽子やブラジャーなど、丁寧に扱いたいものを入れるときにもおすすめです。
高さは21cmあるので、深型の収納ケースでは折らずにそのまま、浅い引き出しなら、ひと折りして使うといいでしょう。内側に折るとものを出すときに引っかかるので、外側折りが基本です。
きれいにたたまなくても、仕切りがあればその中にざっくりと放り込むだけですっきりと片づきます。大・中・小の3サイズあり、組み合わせて使えるのもいいところ。
●パッケージをそのまま仕切りケースに使う
一方、インスタント食品などの場合、買ってきた商品の袋をそのまま引き出しの仕切りに使うという方法もあります。
中身が1回分ずつ小分け袋になっている商品を選ぶのがポイント。マチつきタイプは袋がそのまま収納に。賞味期限なども確認でき、在庫量も一目瞭然です。
こちらはインスタントのみそ汁の収納。お菓子もこの方法で管理できると、わざわざ収納ケースに移す手間も省け、家族も在庫の減り具合がわかりとても効率的です。
●使わなくなった紙袋を使った仕切りケース
厚みがあって質のいい紙袋は、収納ケースとして使うといいでしょう。
【紙袋でつくる収納ケース】
(1)袋を2つに折ります。
(2)持ち手をハサミでカット。
(3)引き出しの高さに合わせて内側に折り込みます。
ポイントは2つ。収納したいケースに合わせて高さを決めることと、厚手の紙袋を使うこと。
織り込むときに底の部分まで折ると、袋の端が引っかかることなく、ものが取り出せて便利です。
折り曲げた部分を指でしごき、しっかり折り目をつけると自立しやすくなります。
ちなみに引き出しの中は、ものを重ねずに縦に収納するようにしましょう。探しやすくなり、ストレスを軽減してくれますよ。