家の中でもキッチンは食器、食材、保存容器に掃除用具もと必要なものがてんこ盛りで、ゴチャゴチャしがち。ですが気持ちよく料理をするため、事故やケガを防ぐためにもキレイにしておきたいですよね。そこで片づけのプロであるライフオーガナイザーの下村志保美さんに片づけ術を聞いてきました。

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ゴチャゴチャしないキッチン収納術

「表にはなにも出ていないすっきりした、清潔感あふれるキッチンが好きなんです」と話す、下村さん。そのため食材や消耗品などは、棚や引き出しの中に入る分だけに。

●キッチンはものを出しっぱなしにしないルールに

キッチン
ものひとつないキッチン
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ものがひとつもないキッチン。「1個でも置くと、家族もどんどん置き始めて雑然とし、清潔を保ちにくくなるんです」

●スポンジを廃止。手洗いと掃除はクロス1枚

食器洗い

「食器洗いは、ほとんど食洗機を利用し、手洗いの際はスポンジ代わりにマイクロファイバークロスを使用しています」。1日の最後に調理台をふいたら、洗濯カゴへ。

●いただき物は目につきやすい場所に出すことも

ピーナッツペースト

普段食べ慣れない、いただき物などは保管すると、存在を忘れてしまうことも。「冷蔵庫の手前や、あえてわかりやすい場所に置くようにします」

ものが増えすぎないキッチンの工夫4点

料理のレパートリーや食材の保存のために、キッチンではたくさんのアイテムが必要ですよね。それらをきっちりと棚に収める工夫をご紹介します。

●鍋やフライパンは2つずつ。少数なら置き場に困らない

鍋など

炒め物をつくったり、パスタをゆでたり、といろいろ使える圧力鍋とフライパンを2つずつ所有。「少数精鋭にしています」

●調味料や乾物は見える化。フードロス防止にも

調味料乾物など

調味料や乾物は、保存容器に移し替えて見える化。「そこに入るだけ買うようにすれば、使い忘れがなくなります」