今年ももうすぐ終わり。年内のうちに家をスッキリさせて、新年を迎えたいですよね。ここでは、まだ間に合う! 掃除のプロ・家事えもんこと松橋周太呂さんが教える“最小限”でできる掃除テクニック・キッチン編をご紹介。頑固な油汚れと水アカを落とします。
家事えもんさんの最小限大掃除「キッチン編」
蓄積したがんこな油汚れ、掃除する場所も多い…と“大掃除最難関”のキッチンも、最小限の掃除で見違えるほどキレイに。
●換気扇・五徳・魚焼きグリルの油汚れ<所要時間:20分>
【使うもの】
すべての画像を見る(全12枚)・酸素系漂白剤
・多目的クレンザー
・ゴム手袋
・ヘラ
【掃除手順】
(1) 換気扇のフィルター・コンロの五徳・魚焼きグリルの網を外し、酸素系漂白剤でつけおき
外したパーツを大きめのゴミ袋に入れて60度程度のお湯を入れ、表示どおりの量の酸素系漂白剤を溶かします。
<最小限ポイント:同じ油汚れのものは一緒に掃除して時短>
コンロ回りはどれも同じ油汚れなので、一気に片づけてしまいましょう。つけおいている間にほかのところを掃除すればさらに時短に!
「液体漏れ防止と保温のため、ゴミ袋の口を結んで。1時間ほどつけおいてから流せば、汚れがするりと落ちます」
(2) つけおきでは落ちないコゲ汚れをクレンザー&ゴム手袋でみがく
洗い流しても残っているがんこなコゲ汚れは、多目的クレンザーでみがき掃除。
「ゴム手袋を使えばスポンジ要らず。すみずみまで自由自在で、時間もかかりません」
接合部などの細かい部分のコゲは、ヘラや不要なポイントカードを使ってこそぎ落として。
ゴム手袋に穴が空いた場合は直ちに使用を中止し、手を洗い流してください
●コンロ・調理台の油汚れ<所要時間:5分>
【使うもの】
・アルカリ電解水スプレー
・メラミンスポンジ
【掃除手順】
・パーツを外したコンロや調理台はメラミンスポンジでこすり洗い
アルカリ電解水スプレーを吹きかけメラミンスポンジでこすり、油汚れを浮かせつつみがきます。
「最後にもう一度スプレーしてペーパータオルなどでふきとれば、汚れ残りナシに!」