雰囲気よいLDKにするなら、照明にこだわりましょう。たくさんのボタンを操作することなく、オンオフや明るさ、色味がエリアごとにできたら、手軽に灯りを楽しめる住まいになります。長時間過ごすからと、LDKの照明計画にこだわった日刊住まいライターが、使い勝手や時間の楽しみ方を紹介。
すべての画像を見る(全13枚)長く過ごすLDKだから、照明にはこだわりたい
筆者の一家は、夫婦と長男&二男(7歳、6歳)という家族構成。2年前にハウスメーカーで、2階建て注文住宅を建てました。家族がいちばん長い時間を過ごすLDKは1階に配置。ここにはワークスペースもあります。
家づくりの際、筆者は、LDKの照明計画において、以下の点にこだわりました。
・照明の数は多めに設置。メリハリある雰囲気をつくれ、かつ、どこも明るくできる
・LDKの各エリアは、調光&調色ができる
・照明の操作が簡単に。自由に好きな場所だけを明るく&暗くできる
そもそも、面倒くさがりな筆者。ただ照明があるだけでは、こまめに調整できる自信が…。理想を実現すべく、インテリアコーディネーターの担当者と相談することに。すると、照明を同一のメーカーから選び、リモコンひとつで一括管理する方法を提案されました。
実際に採用したのは、オーデリックというメーカーの商品です。
操作は簡単。ボタンひとつでLDKのすべてを管理
こちらは、LDKの一角に取りつけたリモコン。ボタンひとつで、LDK全体の雰囲気を簡単に変えることができます。ボタンに、それぞれの場所の照明の設定が、プリセットされているためです。各場所の照明のオン・オフために、複数のボタンを押す必要はありません。
もちろん、リビング・ダイニング・キッチン・スタディースペースのそれぞれを、個別に操作するのもOK。わが家では、各場所の照明にG1からG5までの個別番号(上写真参照)とひもづけています。
リモコンのデザインもスタイリッシュなので、お気に入り。スイッチボタンが小さいので、壁面もスッキリ!
ちなみにこうした操作は、スマホでもできます。
たとえば、天気のよい日中はシーリングライトだけを消す、使ってないときはキッチン上部の照明だけ消す、リビングだけ温かみの色合いの照明にする…。すべて、簡単にリモコンで操作できます。
このリモコンは、壁から取りはずせて、リビングのテーブルに置いて利用することも可能。シーンも9つも登録でき、細かくこだわりたい方にもぴったり。照明時間のタイマー設定がついているなど、とにかく進化を感じます。