LDKの印象を決める、表情豊かな床材を紹介します。最新の床材の機能にも注目を。見た目は無垢の床材なのに、シート貼りでワックス不要と「手入れがラク&傷がつきにくい」加工が施されたもの。また、大理石みたいなタイルで、なんと床暖に対応している床材も。あなたの家づくりに役立てて!
すべての画像を見る(全16枚)素材感を追求し、グレイッシュなニュアンスカラーが特徴
●パナソニック「ベリティスフロアー Wクラフト」
天然木が持つ美しさを際立たせた突き板「マイスターズ・ウッド」。その木目に、「ブラッシング加工」を施すことで凹凸が生まれ、美しい陰影と心地よい足触りを追求した複合フローリング材です。
「ワイピング着色」により奥行き感が生まれ、上質な空間が生まれます。深みのあるグレイッシュなニュアンスカラーが、暮らしを豊かに演出します。
DATA
303×1818×12㎜/3万7290円(ケース)
幅が広く高級感ある意匠が特徴のシートフロア
●YKK AP「ラフォレスタ タフテクトA」
幅が広く高級感あふれる意匠の1本溝タイプシート貼りフロア材。「植林木合板+特殊MDF」の複合構造は、環境に配慮しながらイスなどのキャスターによるキズや、ものを落としたときキズがつきにくく、強さを発揮します。さらに表面強化処理被膜のオレフィンシート採用で耐汚染性に優れワックスがけ不要です。
ワックス不要の手入れのラクさ、キズがつきにくい加工、抗菌仕上げなどに加えて転倒の原因となるスリップを防ぐ加工も施され、お年寄りや幼い子どものいる家庭にベストマッチです。
DATA
303×1818×12㎜/3万6300円(ケース・組立て施工費別)
北海道産広葉樹の個性を生かしたフローリング材
●ニッシンイクス「ikumoriフローリング」
SDGs15「陸の豊かさ」にも準拠し、製品に使用した原木量に見合う広葉樹の苗木を植樹するエシカルインテリアブランド「ikumori」。北海道産広葉樹のナラ、ニレ、センの3種を使用し、100%国産材で国内生産された床材です。木の個性を生かし、廃棄量が少なく木材の利用率が高いのも特徴。
写真はikumoriフローリング複合北海道産ナラ150幅を採用したオフィス。北海道の自然をダイレクトに感じさせるフローリング材は、オフィスだけでなく住まいの床材としてもピッタリ。
DATA
150×1800×14㎜/1万10円/㎡
耐久性に優れる人工い草を用いた琉球畳
●サンワカンパニー「neo TTM」
耐久性に優れ、手入れしやすい人工いぐさを採用した琉球畳です。裏面には滑り止めがついているので、フローリングの上からマットのような感覚で使うこともでき、豊かなくつろぎの空間を演出。全6色、2サイズあり、市松張りやパターン張りも自由自在。
DATA
450×450×14㎜/4080円~
朱に輝く「王の木」を床材に
●VETEDY JAPAN「ソリッドフローリング パドゥーク」
ヨーロッパでは「王の木」と呼ばれ、長年家具やフローリング、楽器用材として好まれているパドゥーク材。乾燥後はほとんど劣化することがないといわれる高級材です。パドゥークの最大の特徴である鮮明な赤色は、紫外線の影響を受けない場所では暗い赤色に落ち着きます。
DATA
90・120×400~2000×15㎜/2万2800円/㎡~