フジテレビ「ノンストップ!」のコーナー「ノンストップ! ESSE」。プロデューサーの吾妻聖子さんに、コーナーの裏側を紹介してもらいます。 今回は春菊のおいしい食べ方について教えてもらいました。
笠原将弘さんに教わる「春菊」の感動レシピ
すべての画像を見る(全4枚)今年もお鍋の季節がやってきましたね。この時季わが家ではお鍋率が高くなり、子どもに文句を言われないように味を変え、具材を変えなんとかごまかしています(笑)。お鍋の具材といえば、子どもには人気がない春菊! 大人は好きですよね。あの、独特の苦味と香りは食べ始めると虜になってしまいます。おかずとなると、子どもが食べられないので、少しハードルが高いですが、お鍋だと避ければいいでしょという感じで入れてしまいます。今日はそんな今の時季、おいしい春菊の活用法をお伝えしたいと思います。
●絶品、春菊塩昆布のつくり方
先日のノンストップ!「おかず道場」のコーナーで笠原さんが教えてくれたレシピです。賛否両論でも出しているという、「春菊調味料」のつくり方です。
まずは春菊をさっとゆでます。ここは好みだと思うのですが、私は茎のシャキッとした食感が好きなので、本当にさっと1分くらいがおすすめです。春菊は基本的に生でも食べられる野菜なので、ここでは少しくったりさせることが目的です。ゆでたら、水気をきって小口切りに刻みます。そこに、ゴマ油と、細かく刻んだ塩昆布を入れて、混ぜるだけ! これで「春菊塩昆布」の完成です!
【春菊塩昆布の材料】
・春菊 150g
・ゴマ油 大さじ1/2
・塩昆布 大さじ1と1/2
●お刺し身やお肉にのせてたべると美味!
これを、私は白身のお刺身に乗せて食べたのですが、驚きのおいしさです! 春菊の香りが豊かでおいしいのはもちろんですが、塩昆布のおかげで、フレッシュな昆布締めを食べているような、なんともいえないうま味があるんです。
お魚の弾力と、春菊の茎のシャキッとした食感、そして昆布のうま味、春菊の芳醇な香り! 白身のお刺身がお料理になった! と感じるほどでした。
笠原さん曰く、これを焼いたお肉に乗せてもおいしいとのこと。私はお鍋の薬味として、しゃぶしゃぶした豚肉に巻いて食べてもおいしいのではないかと思います。この食べ方であれば、お鍋に入れて子どもに嫌がれることなく、大人だけ春菊を味わえて最高です。
●栄養価が高いのも嬉しい
春菊は、緑黄色野菜の中では栄養はトップクラスだと言われています。抗酸化作用があってアンチエイジングにもいい野菜です。さらに、春菊のあの香りにも効能があるのをご存知ですか? 春菊の香り成分はペピルアルデヒドと言って、免疫力を高めたり、胃腸の調子を整えたりしてくれるんです。
これからの季節、どんどんおいしくなる春菊! ぜひお鍋にも、お鍋以外にも取り入れて、ヘルシーな冬を送ってください。