ものを少なくしてすっきりと暮らしたいけれど、家族の人数が多いとなかなか難しいのが現実。ESSE主催の「暮らしグランプリ」で金賞を受賞した山田明日美さんは、浮かせる収納を取り入れて利便性を高めた暮らしを実現しています。そんな山田さんの収納のコツをご紹介します。

家を“すっきり”させてストレスを減らす

4人で暮らすには、ものの量はそれなりに必要。だからこそ探しものをしなくていい、暮らしやすい空間づくりを目指します。

●床にものは置かない!寝る前に必ずリセット

リビング
日中のリビング。自由にものを出して使っています
すべての画像を見る(全10枚)

日中はどれだけものが出ていてもOK。ただし就寝前には、家族全員で床とテーブルの上にあるものをすべて元の位置に。

リビング
就寝前のリビング。元の位置に戻してすっきり。

「翌朝はすっきりした気分で1日が始められます」

●靴の一時置きは浮かせてすっきり

下駄箱下収納

スペースに余裕がないため、玄関に靴はじかに置かないのがルール。

「シューズクロークに引っかけたラックにのせておけば、空間を有効的に使えて、汚れにくくもなります」

●ラベリングでものの住所を決める

洋服収納

ものが散らからないよう、置き場を決めるのが重要。

「子どもたちの私物は本人におまかせ。自分でラベルをつくり、収納場所を決めれば、納得しながら片づけができるように」

●出しやすく戻しやすい工夫をする

ブックエンド

無印良品のアクリル仕切りスタンドをブックエンドとして活用中。

無印良品のアクリル仕切りスタンド
無印良品のアクリル仕切りスタンド

「透明なので見やすく、取り出したあと本が倒れにくいから、出し入れがラク。これで“放置本”もゼロに」