2年前のハウスメーカーでの家づくりの際、高級感や重厚感にひかれて「黒い浴槽」を採用した日刊住まいライター。浴槽に合わせて、浴室のインテリアも大人びたインテリアにしたおかげで、最高のバスタイムを毎晩楽しんでいます。一方で、汚れの見え方などについては、事前に把握していたとはいえ、やはり気になる点も。詳しく語ります。
すべての画像を見る(全7枚)黒い浴槽を選んで、重厚な浴室をつくる
2年前にハウスメーカーで2階建ての家を建てた筆者。浴室のプランニングでは、写真のようなショールームのミニチュアも参考にしつつ、さまざまな色柄の組み合わせを検討しました。
最終的に、浴室全体を落ち着いたトーンでまとめることに。黒の浴槽にグレーの床、壁は木目調、カウンターや棚は黒にと、重厚感ある組み合わせにすることにしました。
黒い浴槽の高級感に大満足!一方、デメリットも
実際に黒い浴槽を使って2年。見た目の高級感や重厚感、格好よさに、とても満足しています。わが家を訪れた人に、「格好いいお風呂だね」と言ってもらったことも。
じつは、家族でいちばん熱っぽく浴室の色選びをしたのは、筆者の夫でした。そんな夫は、家で旅館気分を味わうために、ときどき浴室の窓をあけ放って入浴。露天風呂気分を味わえると、とても満足しています。浴室の見た目を、最大限に楽しんでいる模様。
一方で、デメリットに感じる部分も。それは「白い汚れは目立ちやすい」「白以外の汚れは見えにくい」という点です。
黒い浴槽の「白い汚れ」は目立ちやすい
浴槽の「白い汚れ」は、水アカや石けんカスなどが代表例。設備を選ぶためにショールームを訪れた際にも、スタッフから「黒い浴槽は水アカが目立つという声があります」と説明を受けていました。
実際に2年使ってみて、やはり言われていたとおり、水アカが目立ちやすいのは間違いないと実感。たとえば、浴槽のヘリの部分に水滴が残ったまま乾燥すると、あっという間に水アカの白い汚れが残って目立ってしまうのです。
水アカ汚れを防ぐには、「いかに水滴を残さずに素早く乾燥させるか」がポイント。筆者の家では、入浴後すぐに、スクイージーやタオルなどで浴槽のヘリの水滴をふき取り、浴室換気をしっかり行うことで対策しています。