人の気持ちに敏感で、自分より相手を優先させてしまう「いい人」は、人間関係に疲れがち。とくに相手が「ママ友」であれば、気が合わなくても「子どものために」…と無理してしまうことも。

自分を大切にしながら、ほどよい距離感で人とつき合う方法を人気カウンセラーの根本裕幸さんが教えてくれました。

敏感すぎる人の「ママ友づき合い問題」を解決Q&A

ママ友の会話の様子のイラスト
ママ友づき合いがつらい…なんて人も多いはず
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子どもがいると避けて通れないママ友づき合い。当人同士はもちろん、グループ内での軋あつ轢れきもあり、気の休まらない関係に巻き込まれることも。

Q:ママ友グループで浮いている気がします…

A:浮いていても気にしないくらいの心構えでいましょう

「ママ友は子育てという難事業に取り組んでいる同業者。そもそも友達ではないので、必ず仲よくしようと思わなくてOK。ビジネスライクなつき合いをすすめます」

子どものために無理したところで、たとえママ友と縁が切れても、子ども同士の関係に影響が及ぶケースはほとんどないそう。
しかも、たいていのママ友グループは、子どもの進級・卒業とともに解散するもの。ガマンをしてまで、居心地が悪い関係を続ける必要はありません。

「浮いている気がするというのは、おそらくあなた自身が『このグループとは合わない』と感じているからだと思います。合わない人とつき合うメリットはある? この機会につき合い方を見直し、距離をおいてみてはいかがでしょう」

大切なのは「仲よくしなくてもいい」という許可を自分に出してあげること。それだけでも、随分と気がラクになるはずです。

Q:私の言葉で人を傷つけたんじゃないかと落ち込むことがあります

A:すぐの謝罪が正解。自分も相手もモヤモヤから脱出!
謝罪する様子のイラスト

敏感な人ほど、自分の言動を振り返っては相手の気持ちを検証してしまう傾向があるそう。でも、いくらひとりで反省会をしても答えは出ないもの。

「不安を感じたらすぐに『もしかして変なこと言ったかしら。傷つけるつもりはなかったの』と謝って、モヤモヤから脱出しましょう」

結果、相手が気にしていなかったら、それでよし。もしも傷ついていたら、こうした早めのフォローが関係修復に役立ちます。

「気持ちをオープンにすることで相手との距離が縮まり、より仲よくなれることもありますよ」

Q:親しくない人の頼みでもなかなか断れません

A:いったん保留に。断るときは軽めの雰囲気で

その場で“NO!”と言うのはなかなか勇気がいること。そんなときはいったん答えを保留にし、「気がすすまないという自分の気持ち」と「やってほしいという相手の気持ち」のどちらを優先すべきかをゆっくり考えます。

「できれば自分の気持ちを大切にしてほしいですね。というのも一般的には、気軽に頼んでくる人ほど断られても気にせず、次の人を探すもの。だから無理をしてまで頼みを聞く必要はありません。できるだけ軽く『ごめん!』と断ってしまいましょう」

Q:仲よくなりたい…でも、なかなか言いだせません

A:「私なんかが」という思いがあるなら、そこから解消しよう

自分みたいな人間に魅力なんて…と思っていたら要注意。まずその原因である自己を否定する考え方を取り除く必要が。そのうえで、相手が備えている魅力と仲よくなりたい理由を伝えましょう。
「人にほめられていやな人はいないので、きっと喜ばれますよ」

日頃から、夫や子どもなど身近な人を相手に“すてきなところを見つけてほめる”トレーニングをしておきましょう。よりスムーズに第一歩が踏み出せます。

<イラスト・漫画/とげとげ。 取材・文/ESSE編集部>